はっぴょうかい
子供達じゃないのです。院の中間研究発表会があった。学友であり社会保険労務士事務所を開設するママさん院生の言葉が印象的だった。リーダーシップ論を展開するに当たり、EQを引っ張り出してきたのだが経営学的にしっくりこない。この点をかなり突っ込まれた。しかし、彼女は言う。最近は、マネージメントを論ずる場面でEQ、NLP、コーチングなどの心理学的アプローチが重要になってきている。これを無視することは出来ない。だからこの要素を取り込んだのである。人と人の関係。人間関係。今までの経験で、社会人として一番重要なことだと思う。コミュニケーション能力を含めてこの部分を抜きには考えられない。上司と部下、現場と本部、男性と女性、既婚と未婚、老いと若き。果ては主義の違い、理念の違い。様々な複雑な関係が存在する。これにお金や権限が絡んでくるのだから複雑怪奇なものになる。現場を学問に落とし込むって大変な作業だと思う。「頑張れ、ママさん。」心の中で叫んだ。来月はいよいよ、私の発表である。学長はじめ、教授陣二十数名の前でのプレゼンです。でも、院内説明会より楽だよね。MRでよかった。