テーマ:小学生の勉強(1306)
カテゴリ:子育て
ストロベリー、ラズベリー、クランベリー、ブラックベリー・・・ ベリーだらけの「テリーヌ風ゼリー」。ビタミンCがいっぱい詰まってます! アメリカに来て以来、気になってるのが メーガンの日本語をいかにして維持していくか?!って事。 日本で生まれ、日本で育ち、 幼稚園生活を3年間経験したから 日本語はもちろん普通に話せる。 逆に英語が全くダメだったので アメリカに来た当初は学校で苦労したくらい。 が、1年ちょっと経った今では 英語もまずまず平均レベルに達してきたようで 普段の会話でも英語が出てくるようになった。 私と話す時は日本語で会話するように 言い聞かせているけど、やっぱり学校も友達も TVも、周りが英語だらけだとついついその流れで・・・・ 私のメーガンへの課題は。 今まで覚えた日本語を忘れないように維持する事と、 年齢に合わせた言語習得。 いつまで経っても7歳児の日本語しか話せないのは マズイだろう・・・と。 去年、日本から母に送ってもらった漢字練習帳で 1年生で覚えなくてはいけない漢字80字を何とか終了した。 今は2年生の漢字をマスターする段階に移ったものの。。。 やっぱり漢字って普段使っていないと 忘れてしまうもの。 1年生の漢字で前半に習ったモノは 今では忘れてしまってるのもあるし。 それらを思い起こさせる作業と同時に 新しい漢字も練習する・・・ いや~~漢字って本当に教えるのが難しい。 例えば「生」って漢字。 生きる、生む、先生、誕生・・・などと 読み方が何通りもあって、それを教え込むのに苦労する。 ”生きるって言う字は?” と聞くと書けるが、 それでは違う読み方で聞くともう分らない。 そんな訳で何種類かの単語を作り、同じ漢字でも それぞれの場合の読み方が違う事、 前後に来る単語によって活用法も違ってくる事も 勉強しないといけない。 はぁ~~~~・・・学校の先生って心底凄いわ。 こんな面倒臭いこと、よく小さな子供達に 教えてるなぁ~~って。 時々、 ”どうせアメリカに永住するんだし、今後は 日本語より英語で勉強したり生活するんだから ここまで躍起になって日本語を教える必要があるのか?!” と諦めモードになったり、 ”学校の勉強も大変なのに、そのうえ日本語まで 教え込むなんて、単なる親の私のエゴか?!” とも思ったり・・・・ でも。 今は大変でもきっと大人に成長した時に 自分の血が半分入ってる祖国の言葉をマスターした、 という事実はメーガンにとって 大きな財産になるのでは?!と思いたいし、 きっと感謝する日が来るのでは?!とも思う。 基本的な読み書きだけでもマスターすれば 例えば、本人が今後何かのきっかけで 日本に住むことになったり、日本で仕事したい・・・なんて 状況になった時に大きなアドバンテージになるように思う。 そう思うと、やはり母親である私が 日本語を教えるって事は、 ある程度の責任もあるように思えてくる。 ・・・そうは言っても、本当に難しい日本語。 気の遠くなるような漢字の量。。。 最近、母親の私が多少諦めモードに入っていた所に ある方と出会い、目からウロコ! この彼女、3歳と9歳の二人のお子さんを アメリカで生み、そして育ててるけど この子達が普通にちゃんと日本語を話すの。 しかも3歳の男の子は日本の童謡も歌えるし、 けっこう年齢のわりには難しい単語も普通に話している。 一見、当たり前のように思えるかもしれないけど、 これってすごい事! 今まで私が接してきた”アメリカで生まれアメリカで育った” お子さんで日本語がものすごく堪能な子って少なかった。 両親がどちらも日本人の場合だと、 ちゃんと日本語をマスターしているケースは多かったが、 片親が英語圏の人だと、やはり家庭内でも英語・・・が多くなるせいか、 日本人の母親が子供に英語で話しかけてるパターンが多いようで。 私も例に漏れず、時々英語で子供達に話しかけてる時もあるし。 彼女にいろいろ聞いてみたら・・・・。 アメリカ人のお父さんがいない3人だけの時は 必ず日本語のみで会話。 上のお姉ちゃんは毎日、日本語(漢字)の勉強をする。 そして週の最後に、お母さんがテストをする、という風な 勉強方をとっているらしい。 よくアメリカにある、週末の日本語補修校には行っていない。 ・・・と言うか、ないのです、ここには。行きたくとも。 だから子供達は日本語は全て母親である 彼女から教わることになる。 そして自宅にはTVは置いてない。 ・・・って言ったら語弊があるな(苦笑)。 正確には夫婦の寝室にTVはあるものの、 家族が集まるリビングにはTVは置いてない。 (私もTV全く観ない人だけど、彼女はその上をいってる*笑) 何ていうか、彼女達を見ていると ”やっぱりココで諦めちゃいけない”って 希望の光が見えてくるような気持ちになった。 理想なのは、アメリカの学校が長い夏休みに入ると同時に 日本へ帰り、日本の現地の学校に短期留学させる事。 実際にそれを実行している家族もいるけど、 やはりたった1ヶ月でも言語の上達は目を見張るものがあるらしい。 ・・・しかし。 それを実現するには、 それなりの経済力がなければ実行できない。 ウチには毎年子供達を日本へ里帰りさせる余裕など、ありませぬ。 それならば、やっぱり母親の私が頑張るより仕方ない。 幸いにもメーガンは今のところ、 日本語(漢字)を勉強するのを嫌がってないので (早く外に遊びに行きたいから 自分から”漢字の練習するね”とやり始める事も多く) そんな状況のうちにいっぱい教えておかないと もっと大きくなったら、そのうち ”かったるくて、やってられない” なんて放棄されるかもしれない。 何とか習得して欲しい、と言う気持ちが先走るせいか 時としてかなりの”スパルタ”になるので(汗) 泣きながら勉強してる時もある。 これは先出の彼女の所も同じなようで、 他の日本語を家で教えている日本人ママも ”親にとっても子供にとっても、かなりキツイ時がある” らしいので、仕方あるまい。 旦那は ”あまり叱って泣かせてしまうと、 勉強するのが嫌になってしまうから、そこまで厳しくしない方がいい” と言うけど、そして確かにその通りだけど でも”熱く”なってしまう時もあるわけだよ、これが(苦笑)。 そういえば、私も小学生の頃は 漢字のテスト勉強を家でした時、泣きながらやったものだな、と 思い出した。 字を覚えるのにすごく役立ったのは やはりたくさん本を読むことだと思う。 実際、アメリカの学校では”毎日読書を20分間実行する” というのが宿題の一環になってて、 メーガンの英語の読解力もそれによって相当上達が見えた。 漢字の入った日本語の本もたくさん読めるようになれば良いけど、 そこまで行くのは長い長い”イバラの道”だろうなぁ。 きっと中学、高校くらいの年齢になれば 私もメーガンの気力も尽きそうだけど 行けるところまでは頑張ってみたい。 え~~と。。。 ニコールの方は?! 未だに何も始めてません・・・(大汗) そろそろ彼女にも教える時期に来てるか?! なんかメーガンにやってるほど、 力が入ってない気もなきにしもあらず。 姉妹、平等にしないといけないね。 そういえば、ちょっと余談だけど。 フロリダは学力のレベルが低いという事をよく聞くけど、 (なんか特に高校が、らしい。) 先日、ジャクソンビルに住んでるお友達からこんな にわかに信じ難いビックリなニュースを聞いた。 「Newsweek」誌の 2007年ハイスクール全米トップ100の ベスト3にジャクソンビル市内のStanton High School、 ベスト17位に同じくジャクソンビル市の Paxon High Schoolがランクインしてるそう! この3位にランクインされたハイスクールは 市内でもけっこう名が知れてる学校らしい。 ただどちらもダウンタウンの治安の悪い周辺にあるらしく、 マグネット制度で別の地域に住む子供達も 入校できるようになってるよう。 実際、入れるかどうかは別としても ちょっと嬉しいニュースかな。 上のテリーヌ風ゼリー、上から見るとこんな。 断面もこんなにフルーツいっぱい! 美味しゅうございました(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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