テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:お出掛けしたよ
ジョージア州にほど近い北フロリダのジャクソンビル。 特にこの歴史的エリアのサンマルコには ヤシの木よりも、南部を象徴するマグノリアの木や 樫の木がたくさん。 南天も至る所に自生しています。 土曜日にダウンタウンの図書館まで 子供達の借りていた本を返しに行った際に、 図書館が主催していたこんなツアーに参加してきました。 「ダウンタウンの歴史的教会ツアー」・・・私の訳、こんなんでOK? 今まで ここでも書き続けてきたけれど、 日本の古民家や城下町同様、やっぱりアメリカに来たって 歴史の匂いプンプンの古い建造物には目がないのです。 私達家族は普段は教会には行っていませんが、 そんな信者じゃなくても関係なくツアーに参加出来るようで、 子供達に聞いたら”行って見たい”との事だったので よっしゃ~!とばかり。 メーガンは仲良しの友達に誘われて時々、 教会のバイブルスタディに通っていて ”楽しいところ”というイメージが出来上がっているらしく とても興味がありそう。 そういえば、ニコールのプリスクールだって、 教会の中で経営している学校だし、 全く無関係って訳でもないのか。。。 ダウンタウンの10軒の教会を巡るこのツアーは トローリーバスにて回れるが、それぞれの教会の距離自体、 数百メートルしか離れていないので徒歩でも行けちゃう。 時間の都合上、10軒全部を見て回れなかったけど、 いつも図書館に来る度に気になっていた近辺の 美しい外観の教会を何軒か見学してみました。 全部を紹介出来ないけど、 2軒だけ載せてみます。 ここはFirst Presbyterian Church。(・・・だったと思う。汗) 中がとにかく広くて、迷路のように あちこちに通路が設けられていて それぞれのお部屋を見て回りました。 館内には案内係のシニアの方々がいらっしゃって、 笑顔で迎えてくれます。 ここはランチョンパーティを行うお部屋でした。 この後にも何軒か見学しましたが、 どの写真がどこの教会だったか、 全く混同して分らないため、載せるの止めときます。。。(苦笑) 最後に向かったのは、St. John's Cathedral Church。 ここは義母からすごくキレイなチャーチだと 聞かされていたので、一度は入ってみたいな・・と思っていたのでした。 この教会の全貌をカメラに収めるには 私の腕では無理がありました。 あまりにも大きくて、そして見れば見るほど 建物のあちこちに素晴らしい彫刻の細部が施されていて、 溜め息が出てきました。 ・・・ふと、京都のお寺の繊細な彫刻の造りを思い出してしまいました。 国は違えど、歴史ある建物に共通する、 職人のお手柄とも言える見事なアート作品の前では 言葉も出てきません・・・ ツアー終了時間近かったためか、 人出もまばらでした。 中に入った瞬間、”うわ~~”という歓声があがるほどの 豪華さでした。 ここは教会自体にたとえ興味のない方でも その細部にわたる丁寧な装飾に、目を奪われるはず。 ものすっご~いシリアスなカメラ機材を抱えた アマチュアカメラマン達が、 じっくり館内のあちこちを写真に収めていました。 (自分の持ってるカメラがおもちゃカメラに思えたほど・・・トホホ) 1906年に建設されたようなので、 100年以上は経っている歴史ある教会でもあります。 ジャクソンビルでも古い教会の一つに入るそう。 建物内のあちこちにふんだんに装飾されている ステンドガラスの美しい事と言ったら。。。 一体、何人収容できるのか想像できないほど 広い広いサンクチュアリ。 館内には、ジーザスの生い立ちから復活までのストーリー的な 彫刻アートが壁面の至るところに展示されていました。 私も神様に懺悔しなければならない事、いっぱい・・・(汗) 日本語のお部屋があったなら。。。 今回、メーガンからはジーザスの事について質問攻めにあい、 そのどれにもろくに答えてやることが出来ませんでした。 ジーザスは今現在、どこに住んでいるのか? ジーザスは魔法が使えるのか? ジーザスは何故あんな風に柱に括り付けられなければ ならなかったのか? ジーザスには家族はいないのか? 一度死んだはずなのに、何故生き返ったのか? ・・・あぁ。 知識不足で”ムニャムニャ・・・”としか 誤魔化す事しか出来ない、情けない母親です。 この日、明らかにメーガンからの尊敬心をちょっと失くしたな。 突然、思いついて参加したツアーだけど、 私にとっては古い歴史的建造物をたっぷり拝めて 満足な日でした。 話題はガラリと変わりますが・・・・ 私にとっては嬉しい事だったので、 ちょっとオマケで付け加えさせて下さい。 以前ここでも紹介しました、あの石のアートのお宅。 あの時に見た、ヤシの木の抜け殻から造られた素晴らしいアート品。 見た瞬間からとっても惹き付けられて、 一番のお気に入りでしたが、 その時、Yさんのご主人が ”今度小さいサイズで良かったら作ってあげるよ” と言ってくださったけれど、 まさか本当に作ってくださるとは。。。 先日、”出来上がったからいつでも取りに来て”と言われ、 ホイホイと行って来ました(笑)。 ジャジャ~ン!! す、素晴らしい・・・・(感激) テーブルに置かれたこの作品。。。。 私には後光が差して見えました。 しかも、よ~く見ると・・・ 彼の自宅にある作品には、ポエムの文字が それぞれの石に貼り付けられていましたが、 「たちまゆ版」には、なんと漢字の文字が!! Yさんのご主人曰く、 私のあの日の日記をプリントアウトして、 日記の中で使っていた漢字をランダムに切り取って 貼り付けたよう・・・・ うぅ~~~む。。。唸るしかない。 さすがです、アッパレです! 彼の頭の中、そっくりそのまま欲しいです(笑)。 アート心のある人の物真似なんて、そうそう出来ませんね。 勉強したからと言って、習得できるものでもなさそう。。。 もう、自然にこういう感覚が身に染み付いているんでしょうね。 持って生まれたモノ?! お友達のご主人ですが、とても尊敬できる方です。 彼は人柄も素晴らしい方ですし。 Yさんもとっても心の優しい女性で、しっかり者だし、 何だかとってもお似合いの素敵なご夫婦なんです。 この(私好みの)アンティークな帯も、そして台座代わりに置いた石も 彼のアイディアで、そっくりこのまま頂いて来ました。 ・・・あの日、お魚屋さんでYさんに出会えた事に感謝(笑)。 もう今はこれ眺めては、ニヤけてばかり。 どんなプレゼントよりも貴重で嬉しいです。 何もないところから、 一つずつ手をかけて作り上げていますからね。 私にとっては、ちょっと早い 素敵なクリスマスプレゼントとなりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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