MBA損保マンの保険大学

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健康で文化的な最低限の生活

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漫画原作のフジテレビ系のドラマですが、
意欲作だなと感じます。

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健康で文化的な最低限度の生活（1）【電子書籍】[ 柏木ハルコ ]​

ケースワーカーが一人で110世帯を担当する
生活保護は「受給者」ではなく「利用者」
不正受給は全体の３％

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数値や実態を示してくれると、ただの社会派ドラマじゃないなと
安心して観ることができます。


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新人ケースワーカーのえみる（吉岡里帆）

​が奮闘する様子が描かれています。






かくいう私も、「健康で文化的な最低限の生活」を送る方々との交わりはゼロではありません。
自動車事故の保険金お支払担当をしていますが、事故の被害者が、
この「健康で文化的な最低限の生活」をを送っている方ということがあります。

この場合は、​

えみるのようなケースワーカーと連携をしながら、必要な治療を受けていただき、示談金を計算して、保険金を受け取っていただくのですが、ひと手間二手間かかることが多い

印象​です。







手間の、一つ目は、純粋に生活保護の方への送金は、金額と内訳について入念な確認をしておかないと、被害者に支払ったのに、市に回収されてしまうこともあります。
制限がある中暮らしをしているために、​

実損害の保険での補填であればOKだとしても、臨時収入とみなされる保険金受領をしてしまうと、没収された

​ことも過去にありました。
システム上の、わずらわしさがあります。








また、ドラマでも一部、描かれていますが、健康で文化的な最低限の生活を送るに至った経験がそうさせると思うのですが、決して楽ではない生活を送られているので、その中で事故による損害という要素が入ってくると、余裕がなくなってしまい、手続きを進めていくのに際して、説明、打ち合わせ、交渉に時間を要すことが多いです。（主観です）


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保険金支払いまでの手続きに時間を要すか否かは、被害者の方のステータス（収入、生活環境、性格等々）によるのですが、正しく「その人を見る」ことが重要

​だなと思っています。








被害者が​

「CMでよく見る有名人」でも「健康で文化的な最低限の生活を送る方」でも「休みなく海外を飛び回っている起業家のCEO」でも「父子家庭の自営業の父親」

​でも、連絡が取りづらいなどの、条件は一緒になるので、被害者をまっすぐ正面からみて、対応していくことを意識しています。


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ドラマの中のえみるの成長を頼もしく思うと同時に、
ベテラン職員薬の井浦新のように、渋い先輩になりたい

​なと思います。






医師、弁護士、検事、解剖医などのスペシャリストを取扱ったドラマは興味をもって
エンターテイメント以上の視点で視聴するようにしています。

本作もそのひとつです。


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健康で文化的な最低限度の生活（5）【電子書籍】[ 柏木ハルコ ]​

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クイック・ジャパン（vol．120） 井浦新​























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★プロフィール：MBA損保マン★
損害保険会社に勤務しながら、2017年4月からMBAホルダーへの仲間入りを目指して、勉強を継続しています。
昼はサラリーマン、夜は大学生「MBA取得中の損保マンのブログ」がタイトルとしては、
正確かもしれません…。




★専門分野＆興味のある分野★
交通事故が専門分野ですが、MBA知っトク情報を中心に1日1投稿を目指していきます。
他に、初心者視点で株式投資について調べたこと、3歳娘の子育て情報、北海道・沖縄情報も不定期連載します。

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