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遅ればせながら「メタボリズムの未来都市展」見てきました。 メタボリズムとは1960年に東京で開催された世界デザイン会議を 契機に提案された建築の理論で、生物の新陳代謝や増殖、成長を モチーフに世界に向けて発信されたものです。 我が師、菊竹清訓も中心メンバーの一人でした。 展示の内容はネット上の情報や見てきた人の口コミで ある程度わかってたのですが、キューレーションが悪い。 丹下健三はともかく、メタボリズムメンバーでもない 磯崎新(重要なキーマンであるとしても)を 各コーナーごとに大きく扱うことの違和感、 提案や実作への解釈の浅さ、作品の選択の拙さ。 戦後の日本が世界に挑戦した迫力や緊張が まったく伝わってこない。 まさか、森美術館ともあろうものが 八束はじめに丸投げじゃなかろ? 何年か先に、他の美術館で、もっと本質を掘り下げた 企画をしてもらいたいと切に願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.12 08:05:02
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