2月パフォーマンス
ということで引き続き、今年は投資家として3流未満の行為とバカにしていたパフォーマンスの公開をやっていきます。しかし、保有株とパフォーマンスの公開をやる意味なんて承認欲求を満たす以外にあるんでしょうかね。自分の頭の整理をするなら、公表なんてしなくて良いわけです。僕はずっと非公開で自分のためだけに毎週パフォーマンスの詳細な記録を付けていました。もう20年弱ずっとです。ずっと、それで十分でした。※しつこいですが、保有株とパフォーマンスの公開を行うという意味不明の作業は、非常に劣悪な投資家のやる行動です。読者の皆さま方はくれぐれも真似することのございませんようご注意下さい…。2月パフォーマンスはマイナス1.00%。年初からの合計パフォーマンスはマイナス2.49%で、このままいけば年間パフォーマンス目標マイナス20%未満が達成できそうです。非常に順調な滑り出しです。今月はプラスかと思いましたが、思ったほどパフォーマンスが伸びていませんでした。楽観相場が崩れて暴落相場が来ると思っていましたので、少しだけですが暴落前に悪名高いVIX短期先物指数(証券コード1552)を購入し、今月最終週の世界中での株価暴落中に暴騰しているVIX短期先物指数を昼夜を通して買い上がるという常軌を逸した行動をとっていました。自分が何をしているのか分かっていたら、長期的に急激に減価していくマイナスサムの詐欺商品でも買い上がれるというものです。といっても僕は分散投資家なので少額投資。恐怖指数の増加に伴い暴騰し続けるVIX短期先物指数を日々買い増ししていても、全体のパフォーマンスに与える影響は殆どありません。また、先月のパフォーマンスで変動が大きい日経平均プットを50万円購入しましたと書きましたが、これは日経平均の暴落に伴い順調に暴騰し続けて今4倍になっています。こちらもちまちま買い増しして利益としてはもうちょっとありますが、ワラントプットなのでパフォーマンスには加えていません。これを加えると年間パフォーマンスは若干のプラスになります。今月後半は楽観視されていた新型コロナウイルスの経済に与える影響が大きいものだということが分かってきて、金融相場が逆回転し始め、反転らしい反転もせず、全世界で大陰線を付けながら暴落をし続けた、という状況だと思います。随分後からでも価格変動の大きいワラントプットかなにか大量に買えば、資産を急増させることができたはずです。そういう意味では随分簡単な相場だったと思います。状況を把握していれば、新型コロナウイルス自体よりも経済に与える影響が深刻なのは理解できたと思います。ことさら日本は消費税増税の影響が深刻であっただけに、初動の遅れと経済政策の過ちが非常に深刻な状態になることが容易に理解できました。リスクを考慮するのであれば、信用買いをするタイミングではなく、信用売りをするタイミングだったと思います。業績が急激に悪化することが確実な企業なんて山ほどあります。業績が悪化することが確実な企業で、年初来安値を更新している企業を、リスク低減のため、空売りするだけです。反転期待で信用買いするタイミングではなかったはずです。何故信用買いをしてしまったのか、それは「自分が何をやっているのかが分かっていなかった」、からです。このタイミングで反転期待で信用買いするのは、本当にお粗末な投資家だと思います。実際に相場がどう動いたかは問題ではありません。結果論ではないのです。毎日大暴落している相場が反転したとして、それで儲かったとしても、その投資行動は決して褒められたものではありません。自分が何をやっているのか分かっていない。ただし、何れ相場は反転するでしょう。長期的な視点で投資をするのは一つの手法です。ただ、信用買いをするというのは違う。値動きに踊らされている投資家であって、決して褒められた行動ではありません。今後日本では中小零細企業の倒産が相次ぐでしょう。大暴落が続くまで、断片的な情報が多くの人に広まるまで、事態の深刻さを多くの国内外の投資家が気付いていなかった。長期的な上昇相場で注意力が薄れ、金融政策頼みの市場の変動に注意を向けず、経済に与える影響(リスク要因の大きさ)を真剣に考えず、状況把握を誤っていたのであれば、既に大きな損失を受けているでしょう。しかし、その「大きな損失」は本当に大きな損失なのでしょうか。株価の暴落が続いた、下落幅が大きい、といっても、たかが知れています。本当に今の投資家は大きな損失を被ったのでしょうか。決してそうではないと思います。まだこの程度の損失です。僕は、何度も言っていますが、投資家が儲かりすぎたと思っています。労働に対して異常に高い対価を得ている状況が長期的に続き、当たり前だと思っているのではないでしょうか。そもそもそれは「労働」なのでしょうか。下らない能書きはこれくらいにして、前回公表した僕の主力銘柄についても個別に今月のコメントを書きますね。1位 9984 ソフトバンクG 超ド級主力暴騰して下落しました。2位 2498 オリエンタルコンサルツHD下落しました。3位 7745 A&D暴落しました。4位 9418 USEN-NEXT HD結構下がりました。5位 5357 ヨータイ下落しました。ベンチマークの日経平均知らんがな。他のブログを見て下さいベンチマークのJASDAQ知らんがな。自分で調べて下さい売買内容ソフトバンクGは引き続きドッカンドッカン売ってます。キョーリン製薬を買ってます。買い下がり続けて、暴騰したら少し売って、暴落したらまた買い下がって、という感じでポートフォリオに占める比重が大きくなりました。トータルで見ると、今のパフォーマンスへの影響はほぼないです。大幅下落している銘柄をちまちまと買いましたがキャッシュポジションは投資歴で最高に高いです。先月以上です。勉強になったこと、感じたこと、などみんな株価に踊らされている。