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今頃の到達で凄く恥ずかしいですが、恥を忍んでの書き込みです。
先日、株式資産1億円到達しました。 1億円を目標にしたことは一度もなく、到達2日前に資産が9800万円を超えた位で初めて1億円が近いことに気が付いたという体たらく。 何の達成感もない、嬉しいという感情が皆無の到達です。(これは誇張ではなく本当に皆無と言って良いくらいで、圧倒的に恥ずかしいという気持ちが強い) 投資を始めて22年以上、ずっと日本の株式市場で投資を続けてきました。 株式投資で大成してやる、と物凄い熱量と時間を注ぎ込んできました。 日本の株式投資を通じて資産を成すという確たるイメージを持ち続け、それに対して揺ぎ無い自信を持ち、2006年に毎日のように資産が10%以上減少し続けた日も、2009年に全資産がマイナスに陥った時も、株式投資で大成するという将来像を不安視したことはありませんでした。 2009年以降に株式市場に注ぎ込んだ資金は累計約1200万円。 2005年当時に累計投資金額10倍高を達成した時の自分のパフォーマンスすら超えていない。 2013年からの急激な日本株式の上昇、当時から日経平均は5倍にもなった。 その間、自分は何をしていたのか。 自分は知らないが、間違いなく多くの投資家が資産を成し、そして資産を急増させている筈だ。 信用取引をしていないとか、本格的な分散投資だとか、そういうのは言い訳にもならない。 コロナショック以降の急激な上昇相場をワラントプットで損失を出し続けた。株式全力投資を金投資に軸足を移してしまった。儲かり過ぎるとモチベーションが下がる。過保護にされてリスクを中央銀行が肩代わりしていることに気が付かず、投資の利益を自分の実力と勘違いしている投資家に対する怒り。全世界大規模金融緩和以降、暴落が来るべき、来て然るべき、という意識に囚われていた。 反省点は色々あります。 それらのどれも、致命的なミス。1つでも無ければ今の資産額は大きく違っていただろうと思います。 その結果が、今頃の1億円。 既に44歳。26歳で3000万円の頃とは全然状況が違う。 自分より、圧倒的に可能性に満ちた若い投資家が、日本中に。 こんなに恥ずかしい思いをしながら1億円到達報告をする投資家を僕は知りません。 今頃1億円なんてできれば書きたくなかったです。 しかし、仕方がない。ゆっくり資産を増やすのが投資のコツ、とこれまで自分でも何度も言っています。 1億円をスタートラインとして、投資家としての新たな人生をスタートします。 投資手法、投資哲学は今までと変わりません。 大きな失敗をしないこと。これを意識します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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