|
テーマ:★お菓子★
カテゴリ:キャッチストーリ―
登場人物
・若林草夫(♂) 高校二年生。青春のど真ん中。 同級生の奥沢が気になっている。 ・池尻冨貴男(♂) 高校二年生。若林の親友。 格言っぽいことを言うのが好き。 場面:ファミレス ─────────────── ある晴れた土曜日。 真っ昼間のファミレスは賑わっていた。 そこにいたのは子連れの家族やカップル、勉学に勤しむおひとり様。 そしてもちろん僕らみたいな…… 「奥沢さんと来週の土曜日、遊びに行くことになったんだ……!」 居座る二人の男子学生。 僕──若林草夫と親友──池尻冨貴男はドリンクバーだけを頼み、 机越しに向かい合っていた。 重大報告を告げた僕に、池尻は「……クッチャクッチャ」と何かを食べながら 窓の外を眺めていた。 「……えー、ほら、前から気になってるって言ってた奥沢さん! あの子と出かけるんだよ!」 「……クッチャクッチャ」 「…………」 「…………クッチャクッチャ」 もう一度言ってみるも、依然として窓を見ながら、くちゃくちゃと口を言わせる池尻。 え、何、凄いどうでも良さそうな反応……。 でも、めげずに僕は話しかける。 「それでさ、どこに遊びに行こうかなって」 「…………クッチャクッチャ」 「水族館とかもいいと思うし──」 「…………クッチャクッチャ」 「この前リニューアルした動物園にも──」 「…………クッチャクッチャ」 「──ってさっきから何を食べるんだよ!?」 「…………」 いい加減ムッときた僕は池尻に問いかけた。 すると、彼は静かに口を開けた。 「──え!? 何も食べていない!?」 「いや、違うな──」 「……!?」 突如、僕の口に何かが放り込まれた。 口で暴れまわる甘味。 じゅわっと溶け出すジューシーな味わい。 果実にかぶりついているかの錯覚を起こすこれは……! そして、池尻は突き出すように何かを見せつけて言ったのだった。 「……こいつを食べて考えていた。お前にできる最高のアドバイスをな……!!」 「池尻……!!」 僕はファミレスで親友の名を叫んでいた。 こいつと親友で良かった── その友情は溶けてなくならない 『森永 ハイチュウ』 森永 ハイチュウ ミニ プチパック(9袋入*2セット)【ハイチュウ】 父の日 送料無料 メール便 同梱不可 森永製菓 ハイチュウ 夕張メロン味 5本×2個セット 北海道 地域限定 メロン果汁 お土産 手土産 贈り物 ギフト ハイチュウ 約100入{子供会 景品 お祭り 縁日 駄菓子 問屋} お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.20 09:38:51
コメント(0) | コメントを書く 【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
|