テーマ:鉄道(22166)
カテゴリ:中年鉄チャンの鉄道ニュース
環八通りで唯一残った鉄道との平面交差、京急本線の京急蒲田駅周辺連続立体交差化事業は分岐する空港線と第一京浜との立体化とともに工事が進んでいます。このうち環8と上り線の立体化(仮設の橋梁を使ってでですが)が5月18日より供用を始めました。東京都ではこの立体化の効果を調べたところ上り線の立体化だけで踏切の遮断時間が1日では10時間34分から6時間25分と4割も減り、ピーク時の遮断時間も以前は43分42秒という国土交通省が定める「開かずの踏切」でしたが、立体化後は28分18秒と15分以上も短縮しました。また、環八通りの渋滞も踏み切りを挟んだ地点で夕方のピーク時で外回りの最長が710mが390mに短くなっていることがわかりました。都はこの立体化は「予想通りの効果が出ている」としています。しかし、環8の渋滞緩和には踏み切り近くにある第一京浜との平面交差も本来は立体化しなければならず、これは京急線と第一京浜との距離が短すぎるためすぐにはムリ(環八通りはJR線をオーバークロスしていてすぐ第一京浜の下をくぐるような立体化はちょうど私の自宅近くの環七通りの新青梅街道をオーバークロスしてすぐ西武新宿線の野方駅の下をくぐるようなものです。)でしょう。話が飛んでしまいましたが、京急線と環八通りとの立体化は上り線の立体化だけでもあれだけ効果があるのですから下り線や空港線まで立体化する4年後にはこの付近の道路渋滞は過去の話になるでしょう。
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最終更新日
2008.10.25 11:03:56
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