テーマ:鉄道(22188)
カテゴリ:南 通のRAILWAY TOPICS
地方鉄道は利用者の減少が止まらずどこも苦しい経営を余儀なくされ存続が危ぶまれています。そのなか経営不振に悩む千葉県のいすみ鉄道とフラワー長井線を運行している山形鉄道の第3セクター2社が経営改善策の一環として、いすみ鉄道は鉄道名と駅名の、山形鉄道は車両の命名権を募集することになりました。
両社とも少子化の影響で通学に利用する高校生の減少から赤字経営が続いています。特にいすみ鉄道は車両や鉄道施設の老朽化もあり来年度の決算で収支の改善が望めない場合、廃止されることが決まっており、まさにがけっぷちに立たされています。しかし、両線とも沿線人口の減少と自動車利用が増えたため乗客数の増加は期待できないのが現実です。そこでスポンサーを募集し、車両や駅名にそのスポンサーの名前を冠することにするのか命名権(ネーミングライツ)ですでに横浜スタジアムが「日産スタジアム」、宮城県営球場は「クリネックススタジアム宮城」、渋谷公会堂は「CCレモンホール」と建物には普及し始めており、来年オープンする新しい広島球場は「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」と呼ばれることになりました。 鉄道でも都営地下鉄や東京メトロで「副駅名」として企業名や大学名が付いていますが、いすみ鉄道は「〇○いすみ鉄道」とか「大多喜●●駅」というように、フラワー長井線の車両には「××号」という名前がつくわけです。「煩わしい」「商業主義に走りすぎだ」とお叱りもあるでしょう。しかし鉄道存続のためには親しまれる企業名の付いた駅名になって愛着を持たれるのも一案のような気がします。企業宣伝にもなるし・・・。あなたはどうお考えですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.06 11:58:34
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