テーマ:鉄道(22166)
カテゴリ:トラフィーの「鉄」なNEWS
しばらくぶりです。さて、今日6月30日は100年前東京で現在の京成電鉄の前身「京成電気軌道株式会社」の設立総会が開かれた日です。京成電軌は社名の通り「東京と成田」を結ぶ目的で最初、押上から線路を延ばし途中の江戸川橋梁は鉄道連隊の手で架けられ船橋まで開通しますが船橋から先は一転して現在の千葉線を建設してその後成田まで開業します。その後都心乗り入れを巡って東武鉄道と浅草乗り入れで疑獄事件をまでおこすという暴れん坊ぶりを発揮したのは戦前のことです。戦後も現在の都営浅草線との相互乗り入れや成田空港線の建設などを手がけましたが不動産事業の失敗から多額の赤字を抱えて「倒産寸前」とまでいわれた時期があったのです。現在は会社再建もなり筆頭株主に外資ファンドが座って再び「攻め」の姿勢を見せ始めました。その象徴的なのが「成田新高速鉄道」の建設です。最高速度160キロ、日暮里~空港第2ビル間を最短36分で結ぶという大胆な構想。新型スカイライナーは山本寛斎がデザインするという話題の車両です。対抗するJR東日本も新型「NEX」投入で迎え撃つ姿勢で2010年度開通の「成田空港アクセス」を巡るバトルが楽しみです。さて、2世紀目を迎える京成電鉄、成田新高速鉄道を目玉にまた新たな発展を期待したいです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.30 08:50:22
コメント(0) | コメントを書く
[トラフィーの「鉄」なNEWS] カテゴリの最新記事
|