カテゴリ:家族
母は歳を取って何年も前に亡くなった祖母に似てきた。
似ていないと思っていたけど、歳を取ると親に似てくるものなのか。 私は父親の性格と父親の顔にそっくりで、ダンナに父親から生まれたみたいだと言われるが、 もっと歳をとると母に似てくるのだろうか 中学生の頃、年老いた祖母の手を引いて電車に乗り、家に連れて帰って事があった。 祖母は私にとって大事な人で、一人で電車に乗るのが心配になるほどヨボヨボになろうと 疎ましいなどとは思わずに、100パーセントの優しさで見守る事が出来た でも母が相手だと何故だかイライラしてしまう 先日父から「 かーさんを一日頼む、俺は寝る。」 と電話があり、母が一人で遊びに来た。 父は入院騒ぎの後すぐの引越し騒ぎ、そして夫婦二人になって一日中母の監視の下にある事に 疲れきってしまった様子 娘と二人で母を駅まで迎えに行くと、ついでに携帯を選んで欲しいと言うので、3人で家電の量販店へ寄った。 電話ボックスが減っていて、外出先で家に電話したくても出来ないから、父と母二人で使うとか 使い易そうな物を探していると、有料のサービスにいくつか加入すれば3万近い本体料金を 1円にしてくれる当日限りのサービスをやっている物があった しかも有料サービスは1日で解約してもかまわないとか、色も気に入ったのですぐ購入。 ワクワクしながら新しい携帯の設定をする娘、その隣で使い方の説明をする私 「 お母さん、家族割りってーのに入ったから、プーと〇ミとは只で話放題だからね。」 「 これからはあんたに話がある時はこれ使えばいいね」 「 いや携帯から携帯が只なの」 私「 ここにボタンがあるでしょ、1押せば家、2なら弟の家、3はプー4は〇ミに設定したからね。」 「 これ押せば只なのね。」 「 だーかーらー」 説明娘と交代 私「 お母さん身分照明する物なんにも持ってこなかったから、〇ミの名義になってるからね、 請求書はそっちに行くから、名義変更は急がなくていいからね、〇ミがいらないサービス全部解約しとくから、電話だけ出来ればいいのね」 「 うんいい。」 「 メールしないね」 「 しない。」 「 家族間で使わなかった電話代分を持ち越せるようになってるの、プーも〇ミも携帯で会話はしないから、1時間は基本料金で使えると思うよ。」 「 1時間ぐらいであんたと話す時足りるかね」 「 ダ~カ~ラ~」 また娘と交代 娘「 3押して、ここ押せばお兄ちゃんと話せるからね、4なら私だからね。」 「 ・・・・」 「 電話取る時はこれ押すの、切る時はこれ。」 「 ・・・・」 聞いてる私イライラ これこれそれそれあーだこーだで一日終わり、一泊してプーと〇ミの用意したお土産を持って 帰っていく母、解放されてちょい幸せな私 母が家に着いたと思われる頃、すぐに母から電話が来る。「 ケータイ使えないよ」 「 1押しても家の電話鳴らないよ。」 私「 1押して、電話の絵のボタン押すの。」 「 なにも出ないよ」 「 ・・・どの1押したー」 私「 1から4まで横に並んでるボタンがあるでしょそれの1押すの」 「 ない」 「あるってー画面の下」 「 あった・・・鳴らないよ」 「 いま話し中でしょうが」 母電話口で爆笑 「 電話切るから今試して、ついでにうちにも電話してみ、電話番号押してから電話の絵だからね。」 10分経過 電話鳴る 「 出来た」 「 出来ない」 ( もう携帯なんか使うな) 「 お父さんに聞いてだぶん分かるから、今度プーが行くって言ってるからその時また聞いて」 次の日今度は父から電話くる 「 動画見たかったのになんで勝手に解約したー」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.16 15:41:54
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