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カテゴリ:旅行&観光記
車で姫路に向かう途中、高砂市に入ると右側の遠目に山々が連なり、緑黒色した山の所々がはげて岩がむき出しになっているのがよく目につく。
フエーさんが気になって調べると・・・高御位山という登山コースのある山であった。 見た目にそれほど高山でもないし、横広がりの地形で登りやすだろう、楽勝だろう、木々が少なく見晴しがよいだろう・・・などと期待に胸を膨らませながら・・・ 高砂公園の墓地駐車場(無料)に駐車して、登山口へ向かう。 ◎2012年9月15日 いや~登山日和の見事な快晴☆ 登山口は民家や畑を抜けて行くのだが、まだまだ余裕の微笑の6太くん。遠くに見えるのが高見位山! 鹿島神社を登ると、突然急な山道へと入る。 そして山道を登りぬけると、木々がなくなり明るくなり、そして急斜面になった岩盤の道に出てくる。わぁ>転んだら真っ逆さまに落っこちるぞ!気を付けて登って! ここまで約1時間。少しお茶休憩を取りながら、景色をみて和む。 そして30分後、頂上らしく何か建物が見えてきた・・・休憩所だと思っていたら高御位神社だった。すでに登山者が数組休憩していた。6太くらいの幼児もいた。 私たちも凍らせていたお茶を飲んで休憩した。 そして続く山道を上がったり下ったりしながら・・・・さらに40分後。木陰のなさと岩山の照り返しで体力の消耗が激しくなる私たち。汗の量も多く、持参したお茶の8割をこのあたりで飲んでしまう。汗の量に対してお茶が足りない・・・ここにきて気が付いたが、もう道の途中。 全てのお茶を飲んでしまい、まだ足りない喉の渇きにクラクラしながら先を進むが、一向に下り道がない。ひたすら尾根を歩く。木陰は少なく、暑く、喉は乾き、クラクラする。 そして冷たいお茶をゴクゴクと飲んでいる妄想をして、幻を見かけ始めた。やばい。 6太を見ると疲れと喉の渇きで、表情はどんより気味。 さらに30分歩いたころ、反対側から登ってきた登山客にすれ違った。お茶を手に持っている。あぁ>お茶飲みたい!500円出しても飲みたい!子供だけでもひと口飲ませて下さいと言おうかな・・・と心で呟きながら、再び歩き出す。 途中、フエーさんのコンタクトを落としてしまう事件があり、この時に少し「あぁ~もうダメだ。コンタクトを探す集中力がもうない」と弱気になったが、何とか見つけて再出発! さらに30分後、ようやく下りの道に差し掛かった。脱水症状でクラクラするが、下りに足を任せながら進む。 百間岩という大きな岩の下で休憩。遠くの景色を望む。耳を澄ませると、下界から人の声が聞こえ、もう少しで下山できると期待が膨らんできた。 少し元気が出てきたぞ!歌をみんなで歌いながら、最後の力を振り絞る。 15分くらい降りると、鹿嶋神社の広い敷地に入った。近くに手水場が見える。 み、水だ>>> 簡単に本堂に下山の報告をし拝むと、すぐさま手水場へ。柄杓をとり、人目を気にせずガブガブと5杯くらい一気に水を飲み干す。が、まだ何か足りない。するとフエーさんが神社の自販機でペットボトルのお茶やジュースを3本買ってくれ、みんなで回し飲んだ。あ~ウマイ☆その甘さで癒され満ち足りた。 お腹がちゃぷちゃぷになるまで水分を取ってから、私たちは神社をあとにして駐車場まで20分ほどさらに歩いた。そう、水分さえ取れれば、体力的にも山的にも問題なかった。景色もよく最高の登山だ。 しかし今回悪かったのは、木陰がなく岩盤の照り返しが強すぎたこと。まだ残暑の強い時期の盲点だった。あと頂上までより、頂上から下山までの道のりの方が長かったこと。 いや~参った、参った。 しかし大人がこんなにクタクタになったのに、6太が弱音も吐かずに最後まで自力で下山したことに感動した。すごいぞ、6太☆ 私が幻を見そうになっていた場所あたりで熱射病や脱水症状になって倒れてしまってもおかしくはない状況だったのに、よく耐えてくれました☆フエーさんも褒めていたね☆ 下山13時。 結局4時間半ほどかかったのかな、本当にお疲れ様でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 30, 2020 11:25:17 AM
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