|
テーマ:サッカーあれこれ(19851)
カテゴリ:イラン代表
いよいよ今夜、最終のアンゴラ戦を迎えます。
予想スタメンはこちら。 --------------Mirzapour -Kaabi----Bakhti---Rezaei---Nosrati -------------Teymourian ------Kia------------------Zandi --------------Karimi -------Hashemian----Khatibi ポルトガル戦で肩を負傷したゴルモハンマディと累積警告のネコーナムが欠場するためバフティアリザデを加えた攻撃的な4-1-3-2システムが有力。 尚、ゴルモハンマディはポルトガル戦後に代表からの引退を表明した。98年のW杯を怪我で棒に振り、2002年は主力としてプレーしながら予戦敗退、そして念願のW杯で唯一のゴールを刻んだ男の最後は、肩の負傷を負い交代するという波乱の幕引きであった。この戦友の引退をダエイはどう受け止めるのだろうか。 またスタメンにはいつものメンバーが顔を揃えることになりそうだ。特にネコーナム不在となる中盤の守備を任される事になるテイモリアンはその真価が問われるだろう。またエナヤティやショジャイーには是非ともチャンスを与えて欲しいところだ。そして最後にダエイにW杯での最後のチャンスを与えるのも悪くは無い選択だ。彼との決別を図り、その偉大な英雄の功績を称えるには絶交の機会でもあるからだ。どちらにせよ勝利が絶対条件、もしこの試合を落とせばドイツ大会はファンにとって最悪の記憶として刻まれる。そしてポルトガル戦交代の際にメディカルキットを蹴り飛ばし苛立ちを露にしたキャリミにとっても名誉挽回のチャンスとなる。たとえ万全の状態ではなくとも、自身初で最後になるかもしれないW杯をこのまま終えるわけにはいかないだろう。 だが悲観ばかりする必要は無い。既にミルザプールにはポルトガルのCDナショナルが接触しておりニマ・ナキサ以来のイラン代表GKの海外移籍が濃厚だ。ポルトガル戦での素晴らしいセービングがスカウトの目をひいたそうだが、フランス大会でも対戦国のドイツにパシャザデやマハダヴィキア、そして米国のヘイダックが移籍したように対戦国に移籍するケースは珍しくない。そしてネコーナムは以前から噂のあるヘルタ・ベルリン、テイモリアンにはドルトムント、ザンディにはデュイスブルグからのオファーが噂されている。代表として結果を残せなくとも、彼らが欧州移籍へのきっかけを掴む事ができれば、これほど素晴らしいことは無い。 既にW杯後にはアリ・ハーンのイラン代表監督就任が有力視され、2010年に向けた動きも始まっている。そして12月からは始まるアジア大会に挑む若き戦士達も虎視眈々とフル代表入りを狙っている。 ゴルモハンマディ、ダエイという老兵が去りホセイニ、ヤヴァルザデ、シェイス・レザイー、マジャール・ザレといった恐るべき才能を秘めた若手が十分にその穴を埋めることだろう。その若手に胸を張ってバトンを渡すためにも国民のためにもアンゴラ戦では奮起を期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.21 09:18:39
コメント(0) | コメントを書く
[イラン代表] カテゴリの最新記事
|
|