最後まで誰を信じたらいいのか(少しネタバレあり);アーガイル
ずーーーーーーっと楽しみにしていた、マシュー・ヴォーン監督の最新作「アーガイル」を見てきました。「キングスマン」シリーズが好きすぎて胸が痛いほどの私ですが…今回も楽しかった!です。小説家エリーが書いたスパイ小説が、いつの間にか現実を予言してしまうような展開になり、エリーは謎の組織に命を狙われ…というところでヘンテコスパイ・エイダンが登場。最初のアクションシーンは列車の中なんですが、これがまたカッコいい!キングスマンでのパブや教会での戦闘を思わせるようなキレッキレのアクションに、序盤なのに目を奪われっぱなしでした。そこからの展開ももう…いったい誰の言ってることが本当で、嘘で、誰が味方で、敵なのか。はたまたエリー自身も悪だったのか!?というところまで混乱しちゃいますが、最後はちゃんと収まるところに収まって大団円。都合良すぎないかい?という展開もちょこちょこありますが、そこはいいんです。やっぱり最後はハッピーに終わってほしいですから。最初は全然冴えないエリーが、後半は別人。むしろエイダンより強い。強すぎ。オイルの上でのスケーティングアクションとか(ちょっと笑いましたけど)、カラフルなガスの中でダンスを踊るように敵をバッタバッタと倒しまくる二人のコンビネーションとかも見ごたえばっちりです。長いアクションシーンはキングスマンの時から大好きな展開で、もうワクワクしながら見入ってしまいました。私はヘンリー・カヴィルが演じるアーガイルがメインを張ると思っていたのですが、そうでもなかったところが意外でもあり、面白いなと思ったところでした。角刈りが変なのがまた良い。けど、ラストでちょっと違う姿で登場したので、ここで「え!?」となります。で…エンドロールが始まった後しばらくすると出てくるシーンで、思わず口を押さえてしまいました。え、だって若いアーガイル(超イケメン)が!?バーの名前がキングスマン!?つまり、アーガイルとキングスマンの世界は同じってことですか!!!驚きすぎて、語彙力をなくして「もうやばーい!」と叫びながら運転して帰ってきました。でも、てことは…元CIA副長官アルフィーを演じてたのがサミュエル・L・ジャクソンなんですよね。キングスマンと同じ世界なら、彼は…キングスマンの敵役・ヴァレンタインになっちゃうのでしょうか???私が当初から楽しみにしていた要素のひとつが猫さまなのですが、猫のアルフィーがキュートすぎて、出てきた瞬間からにやけました。可愛い。そしてアーガイル柄の猫リュック欲しい。あまりにもアルフィーが可愛いので、すぐに家に飛んで帰ってウチの猫さまを存分に愛でました。見ている間も、見た後も、興奮が冷めやらぬ作品でした。キングスマンまた見よう。