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テーマ:サービス業の舞台裏!(119)
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今日こそは実行しようと思っていた仕事がありました。
この冬、ホテルでは客室の毛布を新しい物に交換したんですね:)。その為数箇所ある倉庫の中には、処理しきれなかった古い毛布が積まれていました。 保管していても使う予定が無いなら、地震や台風で被災された方達に送れないかな、と。 ただ “ちゃんとした受け取り先があるか” が心配でした。 と言うのも、先日ベッドカバーを交換した時も100枚以上の古いカバーが不要となったので、何かに役立ててもらいたいと愛知県に問い合わせたんです。 色々な課に電話を回されまくった挙句、最終的には 『受け取れません。』 オーダーメイドの不燃加工が施してある大変丈夫な物だったんですよ。 でも丈夫過ぎたらしい(苦笑)。 『ホームレス救済所でも、老人ホームでも利用できそうに無い。 シーツなら欲しい。』 だそう。 残念! カナダでは難民用にとか何とか、色んな物利用してくれる施設が結構あったのになぁ・・・・。 でも今回は毛布。 しかも、古いけれど一応ホテル用。 無地で上質な物ですし、シーツとベッドカバーに挟んで冬期のみの使用だから、あまり汚れていない。 そのまま捨てたら罰があたりそうな、まだまだ使える物です。 出社して一番に社長に伺ったら、予想通り、快くOKのお返事。 ご主人様の影響で、彼女はこの手のボランティアに名を連ねるのが大好きですから;)♪ 早速メンテナンスを担当されているHさん(65才・男性)と館内をくまなく探し回りました。 何がどこにあるのかを再確認するのにも良い機会でした:D。 ほとんど業者さんに引き取って頂いたと思っていたけれど、最終的に40枚くらい発見。 ついでに、社長室の奥の奥の倉庫から、湿ってカビが生えた毛布3枚も発見~! 『キャーー!!社長、何で濡れてるんですか??!!』 と悲鳴を上げたら、 『そう言えば、ずっと前に水をかけちゃったの~。』 観葉植物用にとバケツに水を汲んで、誤ってぶっかけたらしい。 “・・・・何で放っておいたんだろう。すぐ干すだろ普通~~・・・・” (←良く考えると、あまり人の事が言えない) 悪臭漂う毛布をゴミ袋に入れながら愚痴る私に、Hさんはのんびり 『主婦(が務まる人)じゃ無いから仕方ないわ~:D。』 いつも感心するのですが、元々大工だったHさん、メンテナンスとして完璧な仕事をされる上、宇宙人レベルで天然の社長との付き合い方まで心得てらっしゃる。 さすが人生の大先輩! 結婚生活40年以上の経験者! 巨大なダンボール箱4個に綺麗にたたんで詰め込み、Yちゃんがネットで 「毛布の支援をお願いされてます!」 と調べてくれた 長岡市災害対策本部 宛てに宅急便で送りました。 ちなみに27日現在、新潟や台風23号での被害地へ救援物資や現金を日本郵政公社(郵便局)で送ると、送料はタダだそうです。 (箱が大き過ぎて郵便局まで運べなかったので、私達は使用できず) カビの生えた毛布の片付けをさせられた腹いせとして(と言うのは冗談ですが:D)、Hirabayashi Mikioさんも紹介されていた ドラえもん募金 に、10回くらい会社から電話しておきました。 こんなに寒くなったのに、仮設宿泊所や車の中で夜を過ごす人達がいるなんて辛いです。 超寒がりの私なら、多分眠れない。 今の所食料はある程度届いて、新潟県庁では一時的に物資の受付を中止されたそうです(28日再開。当面必要な物はこちら) きっと復旧作業だけでも忙しい時に何でもかんでも届いたら、分別するだけで大変な手間だろう。 あの毛布は邪魔にならないかな。 有効に利用して頂けたら、本当に嬉しい。 Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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