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テーマ:サービス業の舞台裏!(119)
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新しいお札は、もうご覧になりましたか?
千円・五千円・一万円共に、よりカラフルになり、ピカピカしていて綺麗ですね♪ 先日Novioさんが、誕生日プレゼント(わざわざ日本円に換金して下さった、現金5万円)と一緒に、カナダの新$20札を送ってくれました。 あちらも同じく、より色鮮やかでピカピカ素材付き。 偽造を難しくする為の、世界的傾向かな? 日本のもカナダの新札も、見れば見るほど精巧です。 まだ調べてはいませんが、あの特殊な印刷技術と丈夫な紙に、日本企業の技術が貢献している気がしてなりません;)。 夜のフロントでD君(20歳・男性)と私は、お客様が支払われた新しい千円と五千円札を覗き込みながら 『きれ~い』 と盛り上がっていました。 そこへホテル内のカフェで働く、小柄で可愛い声優志望(!)のSさん(同じく20歳・女性)が、『おつり用の小銭の両替をお願いしま~す♪』 とやって来た。 丁度良いと言わんばかりに、 『これこれ、もう見た??』 『あっ!新千円札は初めて見ます!』 Sさんも会話に巻き込んで、フロントデスクのこちら側とあちら側、再度 『綺麗だね~~』 連発大会を始めました。 D君 『この五千円の女の人、誰ですか?』 Mei 『樋口さんって言う、“たけくらべ”の小説家だと思うよ』 Sさん 『女の人って珍しいですね』 Mei 『ね~。 二千円札に紫式部が載ってだけど、あれはどうなったんだろうね?このまま消えちゃう?』 D君 『いいな~~! 僕もお札に載りてーーーっ!! いつか載ってやる~~っ!!』 Mei 『・・・・・・頑張って~~。きっとできるさ~~』 Sさん 『・・・・・・努力する事に意義があります』 仕事の合間に交される会話って、いつもこんなもんです(笑)。 Sさんが 『新壱万円札は見ました? 今日カフェでもらいましたよ。』 と小走りに取りに行ってくれ、大理石のフロントデスクの上に、3枚全種類が揃いました。 D君 『前の千円札って、誰だった?』 Mei 『夏目漱石だよね。』 Sさん『五千円札は誰でした?』 Mei 『新渡戸稲造さ~ん。 “武士道”書いた人。 この人、バンクーバーに縁が深いんだよ。』 さすがMei。 年の功(笑)。 D君 『じゃあ壱万円って誰だっけ?』 Mei 『聖徳太子!』 D君&Sさん、お札を見つめたまま一瞬固まる。 『・・・・・・・・・・Meiさん、 いつの時代の人ですか?!』 『福沢諭吉は福沢諭吉ですよ!!』 一同爆笑!! そうじゃん! あっれーーー何で私間違えたんやろ?? 聖徳太子が消えたのって、もう20年近く前ですよね?? その頃は一万円札なんて滅多に触れて無いのに、何故か私の感覚では未だ 壱万円 = 聖徳太子 本当、何でだろう?? 翌日、私より10歳年上のKさんに 『普段はあんまり感じ無い、じぇねれーしょんぎゃっぷってヤツを感じちゃった(苦笑)』 と話すと、 『何言ってるの?! 私だって聖徳太子なんか忘れてたわよ!!』 思いっきり突き放されてしまった(涙)。 Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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