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テーマ:サービス業の舞台裏!(119)
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今日の、ちょっと笑えた、と言うよりは、笑われたお話です:D♪
万博関係のイベントの為、数日前より大手自動車会社のグループがご宿泊。 通常団体様って、ご予約やチェックインの手続きが簡単になる為ありがたいはずなんですが、このグループはちょっと特殊・・・。 本当にホテル泣かせなんです~~(泣)! まず、同じイベントに関わる団体の中でも、大きく三つ、細かく言えば8つくらいのグループに分かれています。 ○ 基本的には旅行代理店さんからの御予約で、 ○ でも、もう一つ別の代理店からの御予約もあって、 ○ なのに自動車会社から直接の御予約もあって、 その為 ○ 請求金額も違って、 ○ 請求方法も違って、 しかも ○ 手数料である差額を、ホテルからお客様個々に請求して、 ○ その合計額と、あるグループの客室追加orキャンセルを相殺したものを、最終的に請求、もしくは返金する(汗)。 更に大別した三つのグループでは担当者が違うのですが、彼らそれぞれが、 ○ 毎日の様に客室増加とキャンセルを依頼される。 金額もその都度変わるけれど、○ 毎回請求書をあげて欲しいと仰る。。。 最も困るのは、客室の増加依頼。 この空前の多忙期。キャンセルされても、その場で飛ぶように売れてゆくので問題ないけれど、 増加は無理!! そこは彼らも重々ご承知ですが、毎回粘られ、結局パズルの様なお部屋割り&複雑な請求書と睨めっこです(泣)。 本日も、21日に一部屋の追加依頼。W様の3泊目のお部屋が無い。 今回は単純に担当者さんの手配ミス。 『何とかなりませんかね・・・』 相当叱られたらしく、担当のF様は暗め&結構威圧的にもう一部屋追加して欲しいと仰る。 が、なんと粘られたって 無いものは無い。 (本当は確保が幾つかあるけれど、これは常連様とWブッキング用;P) 申し訳無くはありますが彼のミスですし、はっきりお断り。 『ただしキャンセルが出たら、すぐにご連絡差し上げます』 そしたら、やっぱりキャンセルって出るんですよね~。 夜になっていましたが、直ちにF様へお電話。 するとF様、礼も言わず 『Mに連絡してくれ』 と、M様と仰る方の携帯番号を教えて下さった。 正直 “何だよせっかく連絡入れたのに・・・” と思いつつM様に電話。 『21日のお部屋追加の件ですが、ただ今キャンセルが出まして、ご用意できる事になりました。』 M様がまた、特に嬉しそうでも感謝される風も無く、普通に 『分りました。』 仕事ですしね、お部屋を追加頂いて喜ばなくちゃいけないのはホテル側ですから、文句言うつもりなんて無いけれど・・・・(←言ってる) まぁいいや。 こっちもちょっと事務的に 『ただし、連泊ですがW様にはお部屋移動をお願いする形になります。 シングルユースですので、料金も他のお部屋とは多少違ってまいります』 『それは全然構いません。』 ここで、 同じく自動車会社さんのグループで、先発隊として既に3泊されているM様がお帰りになったのが視界に入りました。 お客様のお顔とお部屋番号を覚えるのは、Meiのちょっとした特技です♪ 受話器を耳に当てたまま、瞬時にM様のルームキーをフロントカウンターに置きました。 電話の向こうのM様は、続けて色々質問される。 中々電話を切ろうとなさらない。 私はグループの予約表と名簿を覗き込んだまま、連泊中のM様がカウンターまでお越しになって、鍵を手にされたのを気配で感じました。 けれど目の前のM様もMeiに用事があるのか、フロントから動こうとなさらない。 質問があるなら、隣にいるスタッフのD君に伺ってくれれば良いのに、、、それとも込み入ったご相談だろうか? ようやく顔を上げると、 あれ? M様も携帯でお話されている。 って言うか、 私と話してる!!! Meiが電話でお話していたのは、目の前にいたM様でした!! キャアッ:@! なんて、似合わない悲鳴を上げてしまいましたね(笑)(笑)。 とっくに気付いていたD君とMさんは爆笑!! 『いやぁ~~、いつになったら気付くのかと思って(爆)(爆)♪♪』 ああ、通りでお声が良く聞こえたはずだ~(笑)(笑)!! 近くにいらしたから、直接お礼を言う為フロントまで寄って下さったそう。 しまったなぁ~~、、、こんな良い人なら、事務的に話すんじゃなかった(汗)。 この小ボケのお陰?で、M様とはすっかり打ち解けられました♪ 鍵の受け渡しやお部屋についての相談&確認が、ずっとし易くなりました。 まだ4泊も頂けるから嬉しいなぁ・・・・。 又私の好きなお客様が増えました:D♪ Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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