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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:時事問題・国際関係への私的見解
先日の日記が説明不十分だった為、どらりんみゅあさんや、私信で問い合わせて下さった方達に心配&疑問&誤解を残してしまった様です。
ごめんね~~!! お返事は差し上げますが、こちらでも補足説明させて頂きます:)♪ >>>でも、絶対ばれるし、もし強制送還みたいになったら、ひょっとしてしばらくその国に入れなくなったりしないのかな? 日本人の友人は、 学生VISAが切れてから一度観光VISAへ変更し、更にPost-graduation employment(研修生VISAとも呼ばれ、留学生が資格を取って卒業後に、期間限定で働けるVISAです。就労VISAの、プレステージとでも言うのかな?)へ変更しようと移民局に通っていた最中に、 担当面接官が偶然彼女の働くレストランへ来店して、不法就労が発覚しました。 既に彼女と面識があった担当官は、 彼女が大変真面目である事、決して進んで不法就労した訳では無い事を推察下さって、前科を付けませんでした。 (悪質な場合は当然前科となったり、今後一切の入国拒否をされます) と言う事で、 強制帰国はさせられたものの、彼女は一定の期間をおいて再入国が可能です。『一度日本に帰って仕切りなおし、再度申請に挑戦して下さいね』とまで言ってもらえたそう。 のんびりしたカナダが、万年就職難だっただけで、 彼女に能力が無かった訳でも、 カナダ企業が外国人応募者を差別した訳でも、 移民局が極端に厳しかったり、高飛車だった訳でも無いんですよ。 カナダは既に、移民を受け容れなくては成り立たない国です。 政府も、有能で善良な留学生なら、どんどんカナダに残ってもらいたいと考えている様子。 先月の16日から、今まで1年間しか有効でなかったPost-graduation employmentが、2年間有効に変わり、Public Post-Secondary institutionsの留学生ならば、学校外でも働ける様になった(もしくは、もうすぐなる?)そうです。 (詳しくはこちら→ http://www.cic.gc.ca/english/press/05/0512-e.html) カナダにとっての留学生は、観光客と並び、大金を落としてくれる大切な財源でもあります。 多少のリスクを背負っても、留学生にとってチャンスの多い魅力的な国と映る様、努力しているのも本音でしょうか。 これでカナダでの不法就労・違法滞在者が減り、移民への窓口が拡大し、最終的には経済が活性化して仕事が増えるなら、大変嬉しい:D♪ でもアメリカの様な経済・軍事大国になる事を、カナダ政府も国民も願ってはいない様に見えます(笑)。 そんな、常にマイペースでニュートラルな所が、私は大好きですね:)。 色々問題もありますが、カナダは自国民・先住民族の権利はもちろんの事、新参者である移民や外国人労働者、しいては動物や自然の権利までも大切にする、とても優しい国です。 先進国として技術・テクニックでは世界に貢献できていても、 そんな内面的な部分で、日本は学ばなくてはいけない事がまだまだ多いと、私は感じています。 Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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