|
テーマ:愛・地球博(446)
カテゴリ:旅行記 ・ 愛知万博
![]() 長久手日本館の夕景 ![]() マレーシア・ベトナム・ブルネイ館裏 ■■ イタリア館 ■■ 美術品やファッションなど見ていても、西ヨーロッパの方達って本当にセンスが良いなぁと思うのですが、それを再認識させてくれるパビリオンです。 何と言っても、目玉は「踊るサテュロス像」。 普通なら絶対イタリア国外に出せない、歴史的・美術的にも超一級である2400年前のブロンズ像です。 けれど国宝はそれだけじゃ無い。サテュロス像の傍らにある彫刻「青い服を着た女の子」、入口付近の「生命の木」他いたる所に超高価な物が、さり気無くイタリア風に展示されてるそう。 スタッフしか入れない事務所にさへ総額で一億を超える20点の絵画やオブジェが展示、館内の美術品は、全てイタリア外務省のコレクションだとか。。。 もの凄い本物志向。 さすがは芸術の国です! では実際にサテュロス像を見たD君とMeiの感想はと言うと、 顔を見合わせて 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』 (↑中途半端な事言ったらアホだと思われそうで、お互いけん制(爆)) その他万博会場で目にできる貴重品は、読売新聞「万博の至宝」で:D。 ■■ フランス館 ■■ 現代アートや塩で出来たオブジェ?何故かトヨタのフランス工場等を紹介した展示は、本物の迫力で圧倒したイタリア館の後で見ちゃうと、見劣り気味かな。。。。 でも代わりがあります! 天井、床、横壁の全面がスクリーンになっているキューブ・シアターで、“傷ついた惑星・地球” をテーマにした15分間の映像を上映。 これは面白かった。 外国館には、文化紹介、観光誘致、明るく楽しく未来を考えよう!的な内容が多かった中、フランスの映像は、とても現実的。表現方法はシュールですが、赤十字館と並んでドキッとさせられました。 フランスが不参加を貫いた、イラク戦争の映像も出てきます。 又、途中何度か京都議定書にも触れており、エンディングは、国連で議定書にサインするかどうかを各国に問いかける議長の声。 まず議定書に調印した国々の名前が挙がり、最後に 『United States(アメリカ)・・・・・・・・Yes?・・・・・No?・・・・・Yes?・・・Yes?』 (フェイドアウト) 自国にも武器販売や実験で痛い所があるのに、そんなの大した事じゃ無いとばかり。 戦争と環境保護について真っ向からアメリカを批判できるのは、今やフランスだけかも。 凛とした姿勢が格好良かったです♪(←そう言う問題じゃ無いかな・笑) 地球を救う為どうすれば良いのか、明確な答えを提示されていません。エンターテイメントに富んでもいないから、好き嫌いが分かれそうですね。 そこが又フランス映画っぽくて、とても“らしいな”と思いました(笑)。 Mei
[旅行記 ・ 愛知万博] カテゴリの最新記事
|
|