カテゴリ:芸術文化
枝雀落語大全第一集には、「幻の兄弟子」と題して、上岡龍太郎さんが解説を書かれています。米朝師匠に弟子入りしようとして門まで行ったが、若き日の枝雀さんがいて、とても勝ち目がない、諦めたという話、よって幻の兄弟子、となるわけです。
そこに収められているのが、つぼ算。うまいこと言ってつぼを安く買う男が出てくるのですが、この理屈の立て方が上岡龍太郎のやり方と酷似しているといいます。 もう引退したからばらしておくが、世間は上岡龍太郎の言うことは「正論だ」という前提で「歯に衣着せぬ毒舌家」という称号を与えてくれた。だが、私の話は穴だらけの落語的「理屈言い」に過ぎない。それを巧妙なトリックとスピードで目くらましをしていただけである。 つぼの買い物や、お笑いの中で、「トリックとスピードで目くらまし」をしているということでしたら、よろしいんですが、実際の政治でこれをやられる方がいて、困ったことになっています。 まあ、この人は1190億円の大きなつぼを、たったの85億円で安く買ったつもりでおりましたところ、地震で揺れて購入費以上の改修代をださなアカンようになって、売主さんの思うつぼや、となっているわけでありますが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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でも,もともと売り主さんは耐震にそこまで高くつくとは気付いてなかったんじゃないでしょうか。湾岸地域の活性化のシンボルになってくれればともにハッピーと思っていたんじゃないですかねぇ。
(2011.09.22 12:11:21)
あんときはまだ仲良かったころでっしゃろか。まあ、それでもいわくつきの競売物件、買うゆわれたら、最後の最後まで、心変わりせんよう、祈ってはったんちゃいますやろか。もちろん、あのあと、売りぬけた感がいや増していったんでしょうな。
(2011.09.25 21:03:18)
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