都市のランキング
8月1日の日経新聞には、都道府県庁所在地の最高路線価ランキングが載ってあります。ま、一番は東京。銀座中央通りで一平米1,872万円。高いです。では次はどこでしょう。なんとか、大阪で御堂筋496万円。それから名古屋で名駅通りが460万円。次に福岡で渡辺通りで396万円。その後でやっと横浜の横浜駅バスターミナル前通りが387万円。以下、京都、さいたま、神戸、札幌と続きます。順位変動は福岡が横浜を抜いたこと、京都が2ランクアップ。そのおかげでさいたまと神戸がひとつずつダウン、ということです。人口でいえば、大阪市は横浜市につぐわけで、二番目に人口の多い市になってしまいます。東京都の特別区分を入れれば第3位。6月1日の日経でも大阪府の人口が東京都、神奈川県に次ぐ、第3位になってしまったことが報道されていました。しかし、昼間人口で考えると、大阪市は横浜市よりも大きくなります。夜間人口が多いのは何も夜の盛り場が繁盛しているのではなく、寝に帰っている、つまりベッドタウンであるということですね。しかも、冒頭で記した最高路線価という点では、大阪はやはり第二の都市、横浜は福岡にも抜かれて第5位になってしまったということになります。都市の評価はいろいろな側面から行われる必要がありますね。さらに、特集 ニッポン全都市“格差”ランキング 金持ちはどこにいる!?という記事もみつけましたので、これについてはまた後ほど。