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テーマ:暮らしを楽しむ(388066)
カテゴリ:歌舞伎・文楽・芸能
昨日は3年振りに開催された浅草歌舞伎を通しで。
今も若手の興行だけど私が歌舞伎に通い始めた頃の亀ちゃんの時代はもう一昔も前のこととなった。 浅草公会堂は回り舞台がないので演目が限られる。 第1部が引窓・男女道成寺、第2部が傾城反魂香・連獅子。 引窓、隼人が仁左衛門とは言わないまでも良い形。髷姿の隼人はかっこいい。吉弥さんが芝居を格調高いものにしているが、新悟も良い。道成寺、巳之助と新悟で成立すると思えなかったが良く出来てた。新悟もこんなきれいでない女形と思ってたが芸が上達すると顔も姿も美しくなった。 第2部、種之助は上手い。歌昇は吉右衛門を真似たような不器用さの表現の仕方がそっくり。 連獅子、この若手8人衆では松也はリーダー格。歌昇と種之助兄弟は息ぴったり、見どころがある。 3年振りに開催されたことを喜ぶ役者と祝う観客が作り出すお薦めの充実した舞台。これに大向うがあればと望むのは望み過ぎか。 芝居の前後も含めそこそこ賑わう浅草を1日楽しめた。当日売られる手すりが視界に入る席もあるようなので、どしどし足を運んでもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.15 06:54:44
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