カテゴリ:カテゴリ未分類
バッハの無伴奏チェロ組曲。
秋の晴れた朝、ちょっと寒いくらいのときに聴きたくなる曲です。 私も彼も大好きで、家ではたまにCDをかけます。 しっとりした曲ですが、あえて明るい時間に聴くのがいいんですヨ。 明るい時間って、あくせくしていますでしょ。 この曲は、早まりつつある脈拍を、ずず~っと落ち着かせてくれますから。 昨日は、久しぶりの出会いがありました。 私の中で、懐かしい記憶のあれこれがよみがえりました。 「弦楽器が好きなのは、このひとのおかげだ」と気づいたりもして。 古今東西のチェリストの演奏で、 私が一番優しく柔らかく感じるのは、Yo-Yo Ma(You Tube)です。 (オットのお奨めは、ピエール・フルニエですが) もっと激しかったり技巧的だったりする演奏もあるなかで、 彼の弾く無伴奏チェロ組曲は、間違いなく温かく美しいのです。 巧いひとが、こちらにあわせて優しい音を出してくれている。 ありがたくひたってしまおう、という気持ちになります。 あくまでゆったり、あくまでゆっくり。 このあたりが、昨日の出会いとまったく一緒です。 昨日と今までの日々へ、喜びと感謝の気持ちをこめて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|