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カテゴリ:競馬全般
四歳馬の中で一番強い馬が勝つのがこのレースです。アサカオー、グリーングラス、タケホープ
タニノムーテイエ<昭和45年菊花賞> 春、皐月賞・日本ダービーを優勝。三冠確実といわれていたタニノムーテイエだったが、秋初戦 の「朝日チャレンジカップ」で大凡走?。体調不良が関東まで伝わってきていた春の半分の力も出せないだろう。がスポーツ新聞や専門紙での評価だった。そんな病身のこの馬が3角を廻って4角に向う所で外から全盛期のような脚を使って伸びて来る。このときには、目頭が熱くなり体の振るえが抑えられなかった、握り締めたムーテイエの単勝馬券は汗でぐちゃぐちゃだった… 場内実況でもタニノムーテイエのこの脚は伝えられた。そのときに京都競馬場にい た10万観衆から大きな拍手と歓声(ウオーという声が地鳴りの用に場内に響き渡ったが上がった。病魔に冒されて全く勝てる見込みのな いタニノムーテイエに対してである。皐月賞→ダービーと敵なしの末脚で2冠を達成し たこの馬が、夏を境にこのような悲惨な運命を辿ろうとは誰も思ってもいなかった。 レースが終わってもその場を動くことが出来なかった……。最終レースのパドックも見ることなく…… -------------- 最近は菊花賞軽視が目立ち情けない思いで一杯。この日の、タニノムーテイエの姿を忘れないでください。菊花賞が、どれくらい四歳馬にとって大切で重要ななレースであるかを競馬ファンの心に刻むためにも。 ----------- この風潮に対する皆さんのご意見をうかがわさせていただけませんか? もうひとつ、皆さんの思い出の菊花賞についても伺わせてください。コメントしていただければ *ブログにHNでアップしますので お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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