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2005/01/28
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カテゴリ:Music
ここで書くべきか~と迷いましたが、かつては音楽もやっていて、現在は子育て真っ最中というのが私のそのままの姿なので、ちょっとばかりご紹介させていただきます。

わたくし、実は20代の若い頃に夫とバンドを組んでおり、レコード・CDも出し、東京、福岡などでライブもやっておりました。その頃の仲間で有名になった人たちでは福岡出身のナンバー・ガールがいます。
また、イギリスのアノラックバンド、ヘブンリー(現・マリンリサーチ)のオープニング・アクトを勤めさせていただいた経験もあります。

約8年前、私達はセカンドアルバムのレコーディングをしていたのですが、私が妊娠したのを機にライブが出来なくなり、ミックスまで済んでいた音源がずっとお蔵入りになっていました。
それがどうしたことか来る2月15日、日本インディーズ界の最大手(社長言・笑)から発売されることになりました。
(社長はNHK-FMのライブビートのDJを勤める人でもあります。)

私達のアルバム・バンド名はこちらをご覧下さい。

CDジャーナル 1月6日記事
MOP インディーズニュース 1月6日記事

音のほうは、荒削りでガレージ感満載ですが、丁寧に仕上げたネオアコな曲もあり、ポップ・サイケ&キュートなナンバーばかりです。
雑誌『米国音楽』の付録CDにも取り上げられた幻のネオアコナンバーも入ってます。(あまりにも古くて、そのときの号は廃刊になってます)

アメリカのShelflife Recordのコンピに入った曲も収録しています。


レコーディングは、熊本の某スタジオででしたが、最初のシングルをレコーディングした東京のスタジオに比べてると、超アナログなスタジオでした。

最新のレコーディングスタジオというのは凄いですね。
全てパソコン操作で、如何様にもミックスできます。
私達はやらなかったけど、最近のアーティストは、レコーディングのとき、曲を全て演奏することはないそうで、ワンフレーズずつ録音し、それぞれのベストテイクを繋ぎ合わせたり、同じフレーズは何度も使ったりして、まるでサンプリングのようにつぎはぎで作っていくそうです。こうなるとバンドの音ではなくて、エンジニアさんの音ですよね・・・。
レコーディングの仕方からして、味気ない・・・。
ヒドイ場合は、スタジオミュージシャンが演奏して、本人が演奏していない場合もアリのようです。

このアルバムを作った熊本の某スタジオは、パソコン操作は一切ありませんでした。全て手作業。
録音の方は、昔ながらのオープンリールに、全員で演奏して一発取りしたものもあれば、トラックごとに丁寧に音を重ねたものもあります。
そしてテープの逆回転を別トラックに入れてサイケな雰囲気を入れたり、ピッチを落として録音して実際の声よりも高くしたりと、いろいろな手法を用いています。
多分、夫がジョージ・マーティンの自伝か何かを読んで研究したんでしょう。
ポール・マッカートニーが何かの曲の出だしで(オーダーリンだったかな)、どうしても高音が出なくて、ピッチを下げて録音したとか、後で夫から聞きました。

また、重ね録りをしていてトラックが足りなくなると、トラックごとにピンポンしたりしてたくさん音を重ねたりしました。
今だったらパソコンでどうにでもなるんでしょうが・・・。

とにかくメンバー全員時間もお金もないので、17曲を1日でレコーディングするのを目標にし、レコーディングは朝から始め、終わったのは次の日の明け方でした。(それから学校or仕事に行っていたのです・・・若かった。)
当然歌入れは最後になるのですが、食事を取ると調子が狂い、声の出も悪くなるので、朝から夜まで何も食べずにスタジオに詰めたりしてました。夫の方針です。←こういうところがスパルタなんです。
ドラムは全ての曲で最初に音入れするから、ドラムの子はお腹すかせてたな(笑)。
メンバーは夫(リードギター,Vo.他)、私(ベース、Vo.)、サイドギターVo.担当、ドラム・パーカッション担当の4人(ドラムはマイブラみたいなツインバスです)。
自分のパートが終わったからと言って帰るわけではなく、全員エンジニアと意見交換しながら最後まで根気よく頑張ってました。NGを出すと申し訳なかったな(NG出すのはいつも私・・・。)
結局、後日の追加も含めて合計3日間ぐらいでレコーディングは終了しました。
とてもハードだったけれど、スタジオのエンジニアの人も、そんな私達によく付き合ってくれました。彼はカントリーゴールドのミキサーもやってた名エンジニアでしたが、現在は引き抜かれてホテルニッコーの音響やっています。

そんな大昔のレコーディングですが、CD発売が決まり、先月末にマスタリングが出来上がってきてから、家で時々聴いております。。
ケイ(5歳)にも聴かせたところ、最初は私と夫の声だとは全然ワカリマセンでした。きっと思いもよらなかったんでしょうね。
でも、さすが我が子!一通り聞かせると曲を一度で覚えてしまい、かけていると必ず「パパとママの歌だね~」と言ってくれます。他のCDをかけていると「これうるさ~い。トーマスにかえて」とか言うのに、最後までしっかり聴いています。結構、うるさい曲もあるのにね・・・。とりあえずは、はっきりと区別がついているようです。
ナナ2歳は、英語で女性が歌っていると何でもかんでも「コレパパトママノウタ?」と区別がつきませんが・・・。英語ってわかっているだけでもいいか(笑)

私も自分達の曲ながら、大好きな曲、口ずさむ曲、聴くと指が動いてしまう曲(ベーシストですので)などあります。曲はフランス語の曲1曲を除くと全て英語で歌っております。

本編については実際に作品を聴いて欲しいので特に触れませんが、シークレットトラックについてちょこっと。

シークレットトラックはカバー大会。
皆リラックスしていて、楽しみながら殆ど一発取りでレコーディングしたので、その様子が伝わると思います。

フランスのコメディー映画のサントラ(フランス語)や、パンクのAvengers、フランソワーズ・アルディ、John's Children(Tレックスの全身)やガリガリのガレージナンバーなどをカバーしています。

特にAvengersは、私、女優になりきってますよ。「カレシが交通事故で死んじゃった」という歌なので、狂った女を演じております。今じゃ到底出来ない芸当です(笑)。

フランソワーズ・アルディのナンバーは最初はウィスパー・ヴォイスで歌おうとしたんですが、そうすると声がちっちゃくなるため、マイクを最大限にあげてもらったら、スタジオ内にハウリングが起こって大変なことになってしまいました。
ウィスパー・ヴォイスで有名なカヒミ・カリイさんは、普段話す声からして小さいと聴いた事があるけれど、きっとエンジニアの人はたいへんな苦労をしているんだろうな、と思いました。だからちょい控えめ程度で歌ってます。

フランソワーズ・アルディは大好きな60年代女性歌手の一人なので、レコーディングができてとても嬉しかったです・・・。
だから竹内まりやさんのように、好きな曲ばかりのカバーアルバムが出せる人がうらやましいのです(2003年11月18日過去日記参照)。

そうそう、アルバムを出すにあたって、ジャケ制作にご協力いただいたgettsuさんのご主人、コガ社長、いつも宣伝させていただいているクッキー・シーンさん、レコーディング・エンジニアだったIさん、フルートを吹いてくれた大学生(名前忘れてしまいました)そのほかたくさんの方々、ありがとうございました。

また近々レコーディングの予定がはいるかもしれません。
そのときは、熊本のネオアコバンド、スパークリング・スコールさんにもお世話になると思います。
彼らのサウンドは、本当に洗練されていて素晴らしいです!
併せてお買い求めいただくと熊本のネオアコ・ストリームがわかるかも!








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Last updated  2005/01/29 07:19:26 AM
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