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2011/07/20
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カテゴリ:育児日記
公立幼稚園というところが、
家庭教育の延長であるということが、よーくわかった1学期でした。

あとは、夏休みの間、プールが解放されているので、
保護者同伴で何度か幼稚園に通うことが出来ます。

上二人は保育園に預けっぱなし、で
知らない間に大きくなって、
私は子育ての苦労を知らないままだったことを反省。

なるべく、保育参加できるところを、と思って入った園でした。

とにかく公立幼稚園の保護者の人たちはとても仲がいい。

なぜかな~と思っていたけれど、
幼稚園のさまざまな仕事を皆で工夫して分担して、やりきる努力をして、
さまざまな困難を乗り越えてきたからなのだ、
ということがわかった。

園の美化活動から、マザーズティーチャー、図書の貸し出し、
イベントお手伝いなど、ボランティアが盛り沢山

その合間に、手作りサークルや、バレーボールや、音楽サークルがあるから
子どもが園で遊んでいる間、親は手作り品をチクチクしたり、
音楽を奏でたり、体を動かしたり、いろいろ勉強したり、と、
入ってみたら、自分の理想の幼稚園だった。

保育園では、公立も私立も、時間時間でやることが決まっていて、
子どもたちは全く自由がなかったけれど、
公立幼稚園は、もう、自由過ぎ。

それぞれが好きなことを延々とやっている。
もう次の集まりがありますよ、終いなさい、とは、誰も言わない。
一つのことに集中して取りかかれるのだ。
子どもは子どもの時間を生きている。
とても贅沢だと思った。

この幼稚園のさまざまなサークル活動の中で、
私は特に音楽サークルを楽しんでいる。

夏祭りで、音楽サークルの皆さんと一緒に、ぽにょを演奏したのは
楽しかったなあ。

ギターを久しぶりに弾いた。
皆と合わせるのが楽しくて。

ののちゃんの手を引き、ギターを背負って登園するのが楽しくて。

あるお母さんは
「高校の時の部活みたい(はーと)」
と言っていたけど、まさにその通り。

子どもが小さくても、こうした楽しみを持てること、
その楽しみで、子どもたちを喜ばせることができることが
音楽サークルの母親たちは、何よりも嬉しかったみたい。

音楽サークルを通じて、いろいろなお母さんとお友達になった。
中国語ペラペラのお母さんや、
元保育士の方、元英語教師、
皆教育や育児に熱心で、いろいろなセミナーにも出て勉強している。

価値観が合う人たちが多かった。

また、私は三人目の育児なのだけど、
上二人の育児経験を、何気なく話すことで、
周りのお母さんの支えになったこともあったよう。

真ん中のナナについて、保育園で辛いことがあって
発達センターに相談に行ったことなども
他のお母さんの参考になったみたいだし。

いろんな面で積極的に育児や教育に関わることが出来て、
この公立の園に入れてよかったな、と思った。

やはり、私立の幼稚園や保育園だと、
保護者は完全にお客様として扱われるので、
親は完全に勘違いをしてしまう…。
モンスターペアレントを作っているのは、
いたせりつくせりの私立幼稚園や保育園かも。

公立幼稚園の先生の、
つかずはなれず、見守り続ける、びみょ~なバランス感覚。

親が何か提案するまで、批判承知で待っているというか(笑)

保育園では絶対ないね、決して。
つい先生方手を出されるもんね。やり過ぎてしまわれるもんね。

そして何かあったら、先生たちが
「至りませんでした」と謝罪されるから、
親が勘違いしてしまうものね(笑)

今の公立幼稚園のやり方の方が、しっくりいく。
でも、働いているお母さん相手だと、うまくはいかないだろう。

今が一番子育てが楽しい時期かも。

毎日毎日
ののちゃんを送り迎えしながら、ののちゃんとたっぷり話し、
園に着いたら、ののちゃんはのびのびした環境で、好きなことに没頭することが出来
お母さんの手作り弁当を平らげては、またのびのびと遊べる。

その間、私は、自分の好きな音楽を追求できる。

なんだか、人生で一番楽しい時期かもしれない。

(夕方は仕事と家事でバタバタするけど…。)

公立幼稚園を選んで正解だったなあ。







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Last updated  2011/07/21 09:50:24 AM
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