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テーマ:暮らしを楽しむ(388213)
カテゴリ:占いのあれこれ
☆抗生物質の「夢」
朝、抗生物質を飲んで、午前中ずっとうつらうつらしていました。 薬剤師さんが「眠くなるかもしれません」と言っていましたっけ。 「眠くなる、眠くなる」と、魔法の呪文のように記憶し、 しっかりとうたたねをしてしまいました。 でも、すっごい気持ちよく眠らせていただきました。 ほんと、眠りって、一番いいクスリだと思います。 ☆聖徳太子の「夢殿」 「夢殿」とは奈良県斑鳩(いかるが)町の法隆寺東院にある八角堂のことです。 聖徳太子は何かもの思いにふけるときは、この建物の中に入り、仏の「お告げ」を聴いたそうです。 八角形は、東洋占術の方位盤にも使用されているように、全宇宙や全世界を象徴する形。 そこにお籠もりして、夢で答えを戴いていたのでしょうか。 観光で一度だけ伺ったことがありますが、あの中で、何を思ったのかナァと、 眠るのにはあまりステキな場所と思えなかった記憶があります。 でも、昔から眠りや夢は大切なものだったのです。 ☆夢占い 聖徳太子の夢殿でのお告げは、夢占いの一種かもしれません。 今日「占い」を平凡社の大百科辞典で調べていたら、 ギリシャのアスクレピオス神殿での「夢占い」の記述に遭遇しました。 以下抜書き。 「病人は種々の儀礼的な手続きを経た後に、水を浴びせられ、身体を擦られ、香を焚かれ、一種の恍惚状態のうちに、犠牲にささげられた獣(牡ヤギなど)の毛皮の上に眠りこんで、夢を見る。夢の中で病人は神のお告げを授かり、それを神官が判じ解く」とありました。 これって一種のアロマセラピーの後に、眠りにつき、 夢占いをしたものともいえるのじゃないかしら? こういった夢見のための「お籠もり」は、近世に至るまで、世界の各地であるようです。 今日の朝寝の夢は「うなぎ」を食べた夢でした。 もっと食べたいところで目が覚めました。 ☆ロータス・イーター ギリシャ神話には、ロータス・イーターという人たちのお話があります。 この実を食べると、「夢見心地」にさせてくれるのです。 全てのことを忘れ、夢のような生活を送る人のことです。 現実を見ることなく、夢幻の世界で生きる人を指します。 ずっと、蓮の実を食べ続けることができたら、それはそれでいいかもしれないけど・・・。 ☆夢殿にいる私 眠ってばかりいる私です。 夢か現か、幻か、ときどきわからなくなります(特に熱があるときは・・・)。 私は、 夢殿ではなく、夢姫かもしれません。 夢占いでは、何かものを食べる夢は、体調が悪化していることを意味しているとされています。 でも、うなぎは何の象徴だろう? 何かつかみどころのないものを、食べたい、ということかしら。 それとも長さと元気の象徴かしら?何なのだろう? 「神官が判じ解く」作業が一番難しく、楽しい。 つまり、今で言う、 占い師が解釈することに当たるのですが、 何事も(占い師の)解釈次第ということもあるのでしょう。 明日はその「夢」を象徴とする新『アロマ占星術』の 「月」の講座を開きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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