カテゴリ:お仕事
作家起業論更新しました。
もうトシなのか、書いたはしから自分の文章を忘れていくので、私も毎週更新が楽しみでなりません(笑)。自分で書いた文章を読んで「へー、そうだったのか」とか「いいこと書いてるじゃんか」とひとりで頷いてます。バカまるだしです(≧∇≦; 今回も我ながら面白いことをしやがって、という感じです。 小説を買ってもらうためには小説が好きな人にターゲットを絞り込むのが普通のやりかたですが、私は「いつもはビジネス書を読んでる人たち」に小説を買っていただいたので、思いっきり逆を突きました。 先日、某元大手出版社社員~もうすぐ出版社起業の方に言われました。 「内藤さんのやりかたはゲリラ的だね」 そうですね。そうだと思います。 私には勝手に師匠と思っている存在がいるのですが、 今考えればその方は、プランナーさんでした。10年ほどまえに一世を風靡した「プランナー」という職業。つまり「企画屋」さん。 当時「プレステージ」というテレビ朝日の深夜番組で「TOKYO SOFT WARS」という、勝ち抜き企画バトルがありました。いろんな企業が自社の商品を宣伝するためのプランを募集していて、私はそれに3回出て、プレゼンテーションしてます。 全部書いてる時間はないですが、たとえば当時二十歳そこそこの私は、 タカラさんが「リカちゃん人形をもっと売るためにどうしたらいいか」というお題を出されて、それに出演して、その時は一回戦負けしましたねえ。どんなプランを出したかももう憶えてません。実家にはビデオがあるんだろうけど。 久保田達也さんという方です。今では久保田さんも、IT系のセンセイですね。以前は「東急ハンズ」の立ち上げをされていた、スゴイプランナーさんだったのです。あ、今ブログ拝見したら夕刊フジで連載されていてinpressでオシゴトされててちょっぴり媒体が同じでうれしいです☆ (そしてトラバってくるあたしでした(≧∇≦;) 久保田さんが書いた本で、今にも大事にしている本がありまして、それが、 「ビジネスゲリラの出番です!」というものなのです。 サプライズがあれば、必ず企画は通る。 そういうことが力説されている、素晴らしい本です。みなさまもぜひご一読を。 日本経済新聞社から出ています。 20歳の頃に、久保田さんが開いていた「天才塾」に通い、小説とはまったく関係なかったのですが、ただもう面白くて、プランニングの勉強をしていました。今思うと、あの時のことって今になってたくさんたくさん生きています。 なんか結構ハードだった記憶はあるんです。 企画を300個出す練習とかさせられて。 でもおかげで今、小説のアイデアにあんまり悩まない人間になれているのかもしれません……。 みんなで箱根に合宿に行きました。 ゲラゲラ笑いながら短編映画を撮影したっけなあ。懐かしい思い出です。 やっぱり私はシナリオ担当で、ススキ野原の中に男を連れ込む人妻役を演じてました。 …そのころから妄想少女だったのね……(≧∇≦;;;;;; 久保田さんに20歳のころに言われたんです。 「おまえの文章には力がある。必ず30歳までにみんながうなる作家になるよ」 今、私は34歳ですけど。みんながうなってくださってるかはわかりませんけど。 久保田さん(≧∇≦)/内藤はちゃーんと作家になりましたよ~! その節は、ありがとうございました!!! 思えばその頃に天才塾で出会った吉田浩さんとも「天才工場」でおつきあいしているし、10年以上かかってやっといろんなことが実りを迎えている感じです。 私が面白い面白いと思ってあれこれ手を出してきたことが、全部、いい感じで結びついてきているんですね。。。 ちなみに、久保田達也さんのセミナーは当時も今も大変高額でして、親から仕送りをもらっていなかった苦学生な私には普通だったら通えません。でも久保田さんは「未来ある若い人に無料で教える」ということをしてくださっていました。私は多くの応募者のなかから、その「天才塾」の書類審査に通り、無料で教わる切符を手にした幸運な30名のなかのひとりでした。その天才塾をプロデュースしたのが、昔私が社員だったリクルートです。世の中はいろいろつながっていますね。 ※ITmediaのニュースをごらんになって早速オシゴトのオファーをくださった会社があります。本当にありがとうございます。 ※緊急お呼び出し 拙著「あなたを買った夜」で伊豆の別荘を撮影地にご提供くださったSさま。 携帯にお電話したら「使われておりません」になってしまっていました。 おうかがいしたいことがございますので、これを読んでいたらどうぞご連絡ください。Sさんをご存じの方、Sさんにこのことお伝えくださいませ~(≧∇≦;ハアハア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月13日 16時58分18秒
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