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作家・内藤みかのメインブログ ~電子書籍などの新しいコト〜

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2005年12月02日
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カテゴリ:ブログ傑作集☆
うちの近所では以前、男の子にわいせつな行為をしようとした変質者が出たといいます。可愛い男の子も注意しなくてはならない時代です。


今日は娘が電車で遭遇したプチ変質者の話を書こうと思います。
いろんな哀しい事件が起きているけれど、そういうのって氷山の一角で、一部で小さなトラブルは起きているんだということで。


うちの4歳の娘は「知らない人が車に乗ってと言っても、チョコをくれても、絶対に近づかない。逃げる」ということを知っています。気の毒ですけど、そういう時代なので。


しかし先日こんなことがありました。
井の頭線に乗っていたところ、白髪のおじいさんから「かわいいねー」とチョコを渡されたのです。娘はもちろん決して受け取りません。私も「すみませんが」とお断りしました。

するとですね。
そのおじいさん「なんだ、人があげるといってるのに!」と血相を変えて、ぽかっと殴ったんですよ!!!

娘じゃなく、母親の私をぽかっとね!

まだそれでも怒りがおさまらないのか、こちらを睨み続けているので、身の危険を感じて私は電車を降りました。発車ベルが鳴って、息子が降りそびれて電車に取り残されてしまいました。

私は駅員に事情を話して、息子を見つけてもらい、さらに白髪のチョコを持ってるおじいさんに注意するようにお願いしたのです。息子はすぐに見つかったのですが、おじいさんは見つけられませんでした。
殴られたのが私だからまだいいけど、娘だったらほんとに許さなかったと思います。ていうか殴ったのは明らかに暴力だし、いらないって言ってんのにしつこくお菓子を押しつけてくるのも親切の押し売りという暴力ですってば。

別に大して痛くはなかったけど、私は殴られる理由ないんですよね~。
今でも本当にムカつきます。
だって娘の目の前で殴られたんですよ。
娘、トラウマですよ。


(お菓子を受け取らないと、殴られるかもしれない)

そんなトラウマになっちゃったら、どうするんでしょう。

そのオジイサンにもいろんな事情があったのかもしれませんが、
こんなご時世なので親からは、

「エサを与えないでください」

と深くお願いしたいです。


受け取る受け取らないで揉めるのって、すごーく疲れますから・・・。

ちかごろは子どもやワカモノだけでなく、お年寄りも逆ギレします。
そして電車の中でそのおじいさんに私が叩かれているのを見た人は大勢いるけれど、助けてくれようとする人は誰もいなかったのもつらかったなあ。

私には電車オトコが現れないのかしら(≧∇≦)シクシク。

でもみんな「じー」っと視線だけはこっちにくれるんですよね。
なんかそれも、つらいことです。

もうひとつ、コワかったというか頭にきた話。

披露宴帰りのおじさん達が電車に乗ってきました。座席に座っているうちの娘を誰かが目をとめて「かわいいねえー」と抱っこしようとしたのです。

すんでのところで、私が慌てて娘を抱き去りましたが、これも、可愛いからって抱っこするのってどうよ!? って感じの時代になってしまいました。幸いそのときは披露宴帰りの他のおじさんたちがそのおじさんをたしなめてくれましたけど……。お酒の匂いもぷんぷんだし、あんまりいい思いはしなかったなあ~。

だからもうひとつお願い。

「可愛いからといってむやみにお手を触れないでください」


正直いって、あんまりおおらかな子育てではないかもしれません。
でも、逆に忠告ですが、いまどき、小さな女の子にむやみに手を触れたり抱っこしようものなら、母親に通報されてもしかたがないんじゃないかなってことです。


女の「子」だからって「女」なんです。

若いおねえちゃんをいきなり抱っこしたり触ったりしたら、いやがられるでしょう? 女の子ってすごくおませちゃんだから、イヤなときは、イヤなんですよ・・・。母親としてそれはほんとに、お願いします。


どちらも電車の中での出来事です。

井の頭線でのことでわかったのですが、駅員の対応はすぐしてくれるわけではないです。井の頭線の3つ先の駅まで保護された息子をお迎えに行って、会えて親子で喜んでいると、駅員に「そういうことがあったらすぐに駅員に言わなくちゃ」と注意されました。私はすぐに言いましたよ。対応が遅かったのは駅員さんですよ(泣)。

それにしても何より考えちゃうんですよね。

(この程度のことで駅員に通報するのってやりすぎなのかしら)

って。だから娘を抱っこしようとしたおじさんについては駅員には連絡してません。抱っこ「未遂」だから罪にもなりゃしませんしね。たとえ抱っこしたとしても、奪取したわけじゃないし。


でもねえ・・・。
私も娘も、イヤだったんですよ・・・。

見知らぬ人にイヤな思いを味わわさせられて、こちらは黙ってガマンしなくてはならないわけです。なんだかおかしいなあと思います。

まあ、しょうがないことなんですよね。
いちいち電車を降りるのは悔しいし、時間がかかるし疲れてるからイヤだけど、イヤなことがあったら速やかに電車を降りるのが結局は一番なんですよね・・・。

内心(なんでこっちが降りなくちゃならないんだよ)って思ってますよ。
だけど、降りますね。
だって自分と子ども達の安全が第一ですもん。

昨日はそういえば「アイちゃんが好きだーーーーーー!」と叫びながら電車を運転していた運転手がいたそうですね(東西線)。

そんな運転手がいたら、速攻降りますね。
乗客のみなさんはそんな叫びを聞きながら電車に乗り続けていたとしたら勇気あるなあと思います。私は弱虫なのですぐ電車降ります(≧∇≦;

最後に、被害に遭われた小さな可愛い女の子のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。こういうことを繰り返さないためにも、私や私の娘が味わったプチ被害のことも考えてほしい。そう願っています。小さな女の子の人権について、どうか考えてほしいのです。

女の子が、そして男の子が「イヤ」だといい、それが認められる。
そんな小さなことが、この日本ではまだ、
「なにいってるんだ」
「なまいきだ」
などなど、認めてもらえない現状があるんです。

もう一回書くけど、いまどきの子は、


・お菓子をもらっても受け取りません!

・抱っこされたりしたら、こわがります!


そうやって教育するしかない現状があるんですよね。

でも過剰に守るのではなく、子ども達が自分の意見や気持ちをもっと表現できやすいように、私たちオトナは手を貸してあげるべきかもしれません。


知らない人にはついていかない


子ども達に読み聞かせている絵本です。この間は小学校の絵本読み聞かせタイムにクラスの子ども達にも読みました。イヤな時代だけど本で多少なりともケーススタディしてほしかったので。


子どもの人権についてもリンクしておきます。

子どもの権利条約(ユニセフ)




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最終更新日  2005年12月02日 19時15分05秒
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