作家・内藤みかのメインブログ ～電子書籍などの新しいコト〜

文藝春秋４月号がどの記事も面白い。下層社会とニューリッチルポもすごいけれど、一番すごいなと思ったのはゲーム脳の話。

精神科医の岡田尊司さんと研究者の斉藤孝さんの対談なのだけれど、岡田さんによると「動物の脳には同種のものを殺さないというプログラムが仕組まれている」というのです。

それなのに、テレビゲームがそのプログラムを壊してしまったんですって！　シューティングゲームでは、出てきた人間をがんがんボタンひとつで殺してしまうじゃないですか。それで脳は「人を殺してもいいんだ」と肯定してしまうらしいのです。事実、アメリカの軍事訓練でもシューティングゲームを用いて人を殺す練習をするメニューがあるんですって。

私たちって、子供たちに人を殺す訓練をさせているようなもんだったんですね・・・。

これはゲームメーカーの方々にもよく考えていただきたいことです。


ちなみに私は絶対に人を殺すゲームはやらせません。たとえそれがゾンビであっても人間の形状をしているものは子供にはやらせません。水鉄砲など、銃の形をしているおもちゃも絶対に与えません。


そもそもね、どうして「人を殺す」ゲームばかりが出るのでしょうね。
だからゲームで残虐性が増すなどと言われるんですよね。
いっそ思いやりが育つゲームの開発に力を注ぐべきだし、そうしたら全国の親も喜んで買うから、売り上げもスゴイとおもいます。


道を歩いていると次々とおばあさんが出てきて、そのおばあさんの荷物を持ってあげたり、転んでるのを助けてあげたり、そういうゲームはどうなのかしら。

ぶっちゃけ８年くらい前の私だったら姑を襲撃する「鬼嫁ゲーム」があったら間違いなく買ってましたけど、今はそこまでうらんでる人もいないし。。
ゲームを有意義に使いたいなあと思ってますよ、ええ、ほんとです！

んーでも個人的にはゲームしながら全国のイケメンを行脚する「日本一周イケメンゲーム」みたいなのがあったら、お正月にプレイしたいっすね（笑）。

「秋田で色白のイケメンに出会った！　iPodをねだられた！　40000円マイナス！」

とかね（爆笑）。


そういう意味で子育てクイズマイエンジェルは、子育てしながらクイズをしていくのでけっこう好きですねえ。。。





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こんどは６０冊だそうです！

売れますように～♪


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