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「ホスト遊びで育児面倒に」2児遺棄容疑の母
(読売新聞 - 08月01日 03:04) いろんな人が私のことを思い出すでしょうから日記をちょっとだけ。 ええ、私は2人の子どもがいるのにホスト遊びをしていたシングルマザーですよ。 でも意外に思われるかもしれませんがホストに行く時に必ずベビーシッターをつけていました(≧∇≦; ホストの領収書とベビーシッターの泊まりシッター請求書が重なっているから、証明だってできちゃいます♪ ちなみに自分は月に1度程度のお遊びでした・・・。 いろんなご意見のかたがいるとは思いますが、 月に1度、シングルマザーが夜遊びをするのは、 私は悪いことだとは思っていません。 私がおそろしいほどの心配性なのは保育園のママ友達はみんな知ってます。 絶対子どもをひとりにできないのです。 どちらかというと「全部自分でやる」というタイプの重度のマタニティブルーでしたので、ずっと一緒。子どもが熱を出してポカリやプリンを買いに出かけて戻ってくるまでの1時間弱でもだいじょうぶかしらと心配で胸がドキドキしたくらいです。 ホストクラブには確かに実際子持ちのお客さんもいますよ。 シッターつける余裕がなかったら、子どもを置いていくしかなく、 実際置いて遊んでいる人はいるでしょうね。 一晩くらいだったら大丈夫でしょうという気持ちでね。 でも長期置き去りはありえない・・・ ただ子ども置き去りは短期だったらシングルマザー以外の親でもわりと頻繁にしていることで、それの一部が火事となって判明しているのだと思いますよ。 私は下村早苗容疑者のこのニュースを呼んで、重度のホスト中毒とみました。 私が勝手に作ったホスト中毒の程度について解説します。 0)零度 全く関心がない。夫や恋人との関係に満足している。 1)微度 1度行ってみたい。or 1度行ったら満足 2)軽度 たまに遊びに行く程度(季節に1回未満) 3)中度 月に1度行く程度 4)重度 週に1度行く程度 5)限界 毎日行く ニュースを見るかぎり、彼女のホスト中毒は、 重度から限界地点に向かっていたと思われます。 複数のホストと交際していたというのもひとつの兆候です。 週に1度行くときに、お目当てのホストがたとえばカゼで休んでいたとしましょう。 そのとき、普通の状態だったら「そうかしかたないまた出直そう」となります。 しかし中毒症状が重いと「彼じゃなくてもいいから他のホストでいいから」という気持ちになり、新たな店の新たなホストを探してしまいます。 1度だけと思っていたのに、その新たに会ったホストからも営業をかけられて、なにやら2重の付き合いに・・・。 こうなると2人だろうが3人だろうが感覚は同じになります。 それでだんだんと交際するホストが増えていくというわけです。 なぜこうなるか。 いろんな原因はありますが、淋しくて誰かと話をしたいんだと思います。 ちなみに私はツイッターを始めてからぴたりとホスト遊びがやみました。 ツイッターの人と会話をしていれば夜中でもさみしくないんです(≧∇≦)。 淋しさにも程度があると思います。 淋しさ度 零度 ひとりで平気で1日楽しくやれる 微度 半日ひとりでいるとさすがにさみしい誰かと話したくなる 軽度 夜中に誰かと話をしたくなるときがある。 中度 突発的に夜中にひとりで抱えきれない淋しさをおぼえ、 誰か友達に相談せずにいられなくなる 重度 毎日のように夜中に誰かと話したくなるが、友達にも迷惑なので、 出会い系やホストなどを利用するようになる。その場で淋しさ解消。 限界 その場で淋しさが解消できず、 出会い系やホストなどで知り合った人とずっと一緒にいたくなる。 彼女の場合、お子さんが小さいから話し相手になるのは難しい。 なのでやはり重度から限度へのあたりに淋しさがあったと思われます。 彼女がしたことは許されないこと。 でももし彼女になんでも話せるママ友達がいたら。 もし彼女に相談できるカウンセラーがいたら。 また話は違ってきたのではないかと思うのです。 シングルマザーの中に強烈な淋しさを抱える人は少なくありません。 私の周囲にも知り合ったばかりの男性を子どもがいる部屋に招き入れてしまうシングルマザーがいます。私は彼女を責められません。彼女は限界まで淋しさを抱えているのです。 でも子どもの生命が危険に晒されるのは許されないこと。 そして二度とこのようなことが起きないようにみんなで考えたい。 このままでは第2第3の事件が起きます。 (すでにかつて巣鴨置き去り事件があったことは有名ですよね) 子どもが亡くならないまでも火事は起きるでしょう。 私がみなさんにお願いしたいことは、街で子どもを見かけたら 笑いかけてあげてほしいんです。 それだけで何かが変わる気がします(≧∇≦)。 自分の子どもが愛されている。 これは母親の心を溶かす魔法です。 母親がツンツンしていたりふさぎこむと、 みなさん遠慮して子どもに笑いかけられず子どもも淋しい思いをします。 おおげさなことはいいんです。 ただ「ハーイ」という感じでにっこりしてくれればそれでいいんです。 誰かと関わった。 たとえようもないさみしさを抱えた母親ほど、 この僅かなアクションに慰められます。 あなたのスマイルを街の子どもにぜひ(≧∇≦)。 あ、それと、異常な泣き声がしたときはどうぞ遠慮なく通報してください。 虐待ではなかったとしたら、それはそれでよかったじゃないですか。 ホストそれからシングルマザーについてのエッセイ本が 偶然にも来週発売になります。 ソーシャルライフログ。 私はこのタイトルを、「自分の問題ではなくみんなの問題として考えたい」と思って、シェアしたいからそうつけました。 目次がこちらにあるので興味あるかたはぜひどうぞ。 本日20時まで原宿デザインフェスタで先行販売しております。 全国書店発売は8/6を予定しています。 「ソーシャルライフログ」(朝日新聞出版) 目次はこちら。 まえがきはこちら。 津田大介さんの推薦文はこちら。 出版記念パーティーのご案内はこちら。 「ソーシャルライフログ」ご購入はこちら。 私のツイッターはこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月05日 11時12分45秒
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