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7月18日のエントリにお寄せいただいた
むじなさん のコメントへのご返事。 >ハイタンは中国提案の呼称なので、もともと中文名が先。 なるほどそうでしたか。 台風の国際名と言えば、「トカゲ」みたいなのもありましたね。 気象庁の「台風のアジア名」ページを調べてみましたら、 「北西太平洋領域で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国の言葉で動植物や自然現象に関係する名前)をつけることにな」ったらしいです。 で、 「平成12年の台風第1号にカンボジアで『象』を意味する『ダムレイ』の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び『ダムレイ』に戻り」、「台風の年間発生数の平年値は26.7個ですので、おおむね5年で台風の名前が一巡することにな」るということです。 このページの一覧表を見ると、「128.中国 Haitang ハイタン 野生リンゴ」とあります。 なるほど、「海棠(ハイタン=かいどう)」は中文だったというわけです。 ちなみに、日本は星座の名前をリストに登録していて、 「トカゲ」は「とかげ座」。117番目に置かれています。 >でもそういえば台湾は台風の命名の機構に参加できない。 >台風銀座なのに、理不尽だよな。 まったく理不尽ですね。 しかし、メンバー国の日本ではこの「アジア名」はとんと聞かれないのに、 WMO世界気象機関のメンバーではない台湾が 律儀に「国際名」を使い続けているのは、これはやはり 当地政治共同体としての正式の国際機関加盟へ向けての 意思表示の一環なのでしょうか。 それを思うとなにやらいじらしい感じがしてきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年07月21日 02時35分31秒
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