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カテゴリ:雑感
おはようございます。
今日から新年度ですね。やはり日本的には4月スタートの会社、学校が多いから、気持ちに入れ替えるにはいいと思います。 週明け月曜日なので、より一層新年度を意識します。 週末は本を2冊読み終え読書メーターに投稿しました。 1.猫を抱いて象と泳ぐ [ 小川洋子 ] ![]() 初の小川洋子。とても時間をかけ、ゆっくり読んだ。チェスの対局に流れる時間と同じ時間の流れが小説の起承転結に含まれているような気がした。 エチュードで、リトル・アリョーヒンが対戦相手の駒を取り除くのはどうやっていたのかがなぞだ。 2.重力ピエロ [ 伊坂幸太郎 ] ![]() 伊坂さんはストーリーに引き込むのに容赦がない。本当にとても面白かった。 昔は哲学的であっても現代では科学的だといっているようなことが本文のストーリーに絶妙に溶け込んでいて、賢人の高尚な言葉や文献の参考書を読んでいるお得感も感じた。人がとかく物事に「意味」があるものとしようとするが、たいてい後付けであって、「意味がない」ことも多く、解き明かすこと自体無意味であることも多い。 ということがわかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/04/01 07:27:30 AM
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