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2013/07/11
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カテゴリ:雑感
有名な賞を獲得している作品は、なるほどぉと思うことがほとんどだけど、まれに個人的な感想(drの)と齟齬があって例えば「何でこれが直木賞?芥川賞?」みたいに思うことがある。賞の選考基準や傾向をネットで調べたことあるし・・・(^_^.)
今回読んだ「沖で待つ」は前者♪。読む前はタイトルと装丁から地味で敬遠するお話なのかなって思ってたんだけど、短くもストーリーに引き込まれる、なるほど!と思える作品だった。
読書メーターに投稿したので転載します。

沖で待つ [ 絲山秋子 ]
初めての絲山作品、芥川賞表題作「沖で待つ」を読んで、若い頃の会社生活を思い出した。今いる会社での「特別な人間関係」は一時の”点”に過ぎず、少なくとも永遠ではないと気づかされる。明日、会社の仲間との何気ない会話も大切にしたい。なぜなら、そんな束の間の会話でも、リタイア後、特別な記憶となって回想できるかもしれないからだ。 ◇  併録されている「勤労感謝の日」は、主人公の毒付く心の叫びに、久々に声を出して笑ってしまった、とっても面白い作品♪





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Last updated  2013/07/11 07:49:38 AM
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