|
カテゴリ:雑感
おはようございます。
単調な日々が続いても1年のスパンで見てみると色々と変化しているのがわかります。 同様な変化がこの先1年起きると考えておいた方が良いと思います。 一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。 太陽の坐る場所 [ 辻村深月 ] 大人になるというのは、自意識を飼いならすことなのかも。自分の属する世界(学校や職場)で居場所を見つけ、それ保持し続けることは容易ではない。自意識の外の世界は広いのに、自意識という名の鎧を着た狭い心に囚われ、それを守り続けようと時に嘘や虚勢ををはる。流石!辻村さん、深く読ませる吸引力のある文章と巧みな叙述トリックが秀逸。各章が登場人物毎の人称になっていて、夫々に心情移入し易かった。終盤迄続くイヤドロ感も最後の自意識破壊のシーンによって多少後味良くしていると思う(笑)。読み応え有り、面白かった。 いったい何人の人と出会い、何人の人と別れて行くのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/12/12 07:28:53 AM
コメント(0) | コメントを書く |