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2015/04/21
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カテゴリ:雑感
おはようございます。
そんなに寒くないけど雨が続いています。
全国的に春の嵐でしたね。
江戸時代と今ではどれくらい日本の気候は違うのでしょうか。
やっぱり、もっと寒かったのかな?
一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。江戸時代の吉原のお話です。
転載します。


花宵道中 [ 宮木あや子 ]

R指定の官能的な描写は作品の目的ではないことは読み始めて直ぐにわかった。仕事として花を売る女郎たちの人としての存在証明が明かされていく物語だ。閉鎖的だが夢を買うと言われる絢爛な世界、吉原の「見世」という空間にも、現代の読み手を共感させる切ない純愛が確かにあったのだ。興味本位に吉原に対してステレオタイプな見方をしているなら、この作品が新たな解釈を与えてくれるはずだ。女郎たちの生き様が宮木さんの純度の高いフィルターを介し心にまっすぐ響いた。それがこの作品の目的ではないのかと自分は思う。良かった。



映画も観たいな。





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Last updated  2015/04/21 07:31:45 AM
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