|
カテゴリ:雑感
おはようございます。
暑くて融けてます。昨日は35℃くらいになったみたいで、エアコンでなんとかしのぎました。 一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。 サマーサイダー [ 壁井ユカコ ] 暑過ぎて蝉ですら土から這い出し成虫になるのを躊躇っている。そんな真夏の木陰で飲む冷えたサイダーのように爽やかな作品を期待していたが大いに違った(汗)。3人の主人公、倉田と三浦と恵は幼馴染だ。幼馴染ならではの呪縛のような連続性のある三角関係は、「蝉」の登場で怪しい響きを持ち始めた。ストーリーの骨格は恋愛なるもミステリー、ホラーの要素も強く、展開は後半に向けて躍動的だ。視覚と聴覚に迫る描写が果敢でありハラハラするが、それが壁井さんの作品の魅力を色濃くしていると思う。殆どの切なさは切ないまま終わるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/08/08 07:21:19 AM
コメント(0) | コメントを書く |