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カテゴリ:雑感
ここ数日、鳴き声に空を見上げると渡り鳥がV字に編成を組んで北にむかっているのが見えます。
自分は旅をしていませんが、鳥たちの旅愁を想います。 一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。 爪と目 [ 藤野可織 ] あなたはなぜ目がシバシバするの?わたしはなぜ爪を噛まなくちゃいけないの?そんな躊躇なき質問が、鋭い短剣で神経の裏側を撫でまわすかのような文筆によって描写される。目を動かすのも、爪を伸ばすのも自分だ。爪と目の間にはそれぞれが近づくことを拒む意思がありそれもまた自分だ。ハードコンタクトレンズはホコリと乾燥に弱いのは知っている。あぁ、これが芥川賞受賞作かと目を閉じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/03/26 09:02:15 AM
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