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2018/10/01
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カテゴリ:雑感
おはようございます。川が氾濫しそうで自宅の家財道具が心配ですが、
風雨は既に無く、太陽が出てきました。
なので、会社には普通通り行きます。


一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。


ギンカムロ [ 美奈川護 ]

4年ぶりに生家の花火工場に帰省した昇一は、花火職人として修業中の風間絢と出会う。闇に輝きと残像を打ち放つ花火は本当に綺麗だと思う。だがその連続しない瞬間の輝きには、観る人とは別の花火師の複雑な思いが込められていた。脳裏に銀冠(ギンカムロ:花火の種類)が放つ光が映った瞬間、不覚にも涙が出た。お仕事小説ではあるが人間ドラマに軸があり、打上げの一瞬に至るまでの濃密な構成に引き込まれた。花火には2つしかない。一瞬で消える花火か永遠に残る花火かのどちらかだ。あぁそうか。この作品への涙で花火を見る濁目が洗われた。





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Last updated  2018/10/01 07:28:48 AM
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