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カテゴリ:雑感
連休明け、雨の朝です。
今日も一日が始まります。 社会問題や犯罪に関する書籍を読んだ時だけ 日々の流れに身を任せていることを再認識し振り返る。 そんなことではだめですね。 一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。 「絶叫」というタイトルと装丁のイラストを見るとホラーみたいですね(笑) 違いますけど。 絶叫 [ 葉真中顕 ] 最後に絶叫するのは誰か。喜びへの感嘆か、苦しみの嘆きか。人は自らの人生が、自らの選択によって成し遂げたものだと思っていたい。愛や欲に溺れたり逆に無欲を達観しても最期に振り返り運命だと受け入れる。この世は多くの因果が絡まっているようだが、人ひとりの行動とは関係なく過ぎていく。平凡な家庭に生まれたはずの主人公鈴木陽子は、時代や経済の隙間で人と出会い揉まれ、壊れていくが、ある時気が付く。不服な自らの人生に留めを刺す為に彼女がしたこととは?先がわかってしまう展開も最後まで読ませる筆力。これはとある女性の人生譚だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/10/09 07:21:58 AM
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