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カテゴリ:雑感
おはようございます。
見えない敵との戦いは続きますね。 そんな中癒される本を読みました。読書メーターに投稿したので、転載します。 ツバキ文具店 [ 小川糸 ] なんて優しい物語だろう。雑踏を窓越しにカフェで寛ぐような優しい気持ちになれた。鳩子は祖母が遺したツバキ文具店を継ぐことになった。文具の物販とは別に代書も請負う。依頼者に成り代わり手紙を書くのはとても難しいことだ。筆跡や字体は勿論筆記用具や便箋・封筒・切手に至る迄思いを染みこませねばならないからだ。鎌倉の春夏秋冬が緩やかに綴られ、あたかも鳩子と一緒に過ごしている様な感慨だ。鳩子が至った様に、なくしたものをいつ迄も悔やんでも仕方がない、今目の前にあることを大切にしたいと思った。亡き祖母への手紙に心打たれる。 多部未華子さん、大好きなので映画も観たいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/04/06 07:22:09 AM
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