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2024/09/04
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カテゴリ:雑感
雪国に住んでいると、霙(みぞれ)にあう機会は多いです。



一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。


幻霙 [ 斉木香津 ]

装丁が綺麗で好き☆虐待や無関心、歪んだ愛情の中で育った人のことは、それを経験していない人には理解出来ない。この小説を含め情報として得たことは結局一般論や想像で、他人の心の損傷は人夫々だ。それをこの本で学んだと思う。日払いの倉庫業務に従事する主人公の蒼汰は、同じくスポットのバイトをしている桃里の家に転がり込み同棲している。純粋に愛されたくて蒼汰に合わせ、幸せな未来を目論む桃里。一方、蒼汰は幼少期の母との歪んだ関係のせいで本当の自分を抑制している。そんな演技は徐々に崩壊していく。精神が元気な時にどうぞ。









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Last updated  2024/09/04 07:13:44 AM
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