カテゴリ:読んでいる本
学生時代、駅から学校の間には古書店が多くあって、 そこで100円以下で買える文庫本を買っては 往復約1時間半の電車通学の間に読んでいました。 アパートを引き払うとき溜まっていた文庫本の半分くらいを友人にあげてきたのですが、 中には「再読したくても新刊がなくなってしまった」本がいくつかあります。 北杜夫さんのブラジル日系移民の歴史を描いた
も改めてもう一度読み直したいと、かれこれ20年思っていますが なかなか全4巻揃いません。 そんなちょっと残念だった本の中の一つ、 ハリィ・ハリスンの「宇宙兵ブルース」 をアマゾンの中古で買うことができました。 毎度のことながらネット様々です。 爬虫類型異星人と戦う銀河帝国の兵士となった主人公の活躍 というお決まりの設定ですが、 軍隊の非人間性や巨大な官僚組織に翻弄される主人公の姿を お決まりのスペースオペラ小説についても皮肉たっぷり、 コメディタッチで描いた小説です。 ・・・というあらすじは覚えていても手にしたのは20年ぶり、 細かい筋はすっかり忘れてますので、改めて読み直すのが楽しみです。
この版の表紙・挿絵のイラストは、 藤子不二雄先生が描かれているのも興味深いです。 後に表紙が横山えいじ先生のイラストに代わっていたと記憶していますが、 うろ覚えです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読んでいる本] カテゴリの最新記事
|