ハローワークの人が来る
職場にハローワークの人がやってきて、しばらくお話して帰っていきました。後で聞いてみると、求人があれば是非職安に求人票を出してくださいとお願いに来られた由。 今、求人票が出ているのは、医療・介護職くらいで、事務系はほぼ全滅。製造業関係もほとんど無いという状況のようで、職安の人が営業のようなことをして、求人自体がないか探しているようです。 言っては何ですが、この田舎では仕事はありません 。私も資格を活かすような職種とはかけ離れた仕事をしていますが、とりあえず日々暮らしていけるだけ、まだマシというくらいです。今月は笑ってしまうような明細でした。能力や経験よりも、地縁血縁の方が優先する風土なので、求人票は一応出されていますが、実は最初から縁故の人でほぼ決まっている、などという出来レースも中にはあるのが、また性質が悪いものです。 有効求人倍率も、景気が良いといわれていた時期ですら1.00に遠く及びませんでしたが、求職自体を辞めてしまった方も考えると、失業状態にある人は統計上の数字よりはるかに多いでしょう。 この閉塞感が今後どんな形で噴出してくるのか、ちょっと怖くもあります。 ワーキングプアと偽装請負官製ワーキングプア