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カテゴリ:作ったモノ
昨日は金柑を一粒づつ洗うという手間のかかる作業をこなした訳だけど、今日の作業はさらにハード。熱した金柑の実からタネを全て取り出し、破砕した後にタネの残渣を取り除き、糖分を加えてジャムを作るという気が遠くなる作業。少なく見積もっても8時間以上の作業量!
まずは加熱した柔くなった金柑からタネを取り除く作業。タネの大きさは一様ではなく、タネになりかけの半透明のタネもどきもできるだけ取り除く必要がある。ここで4時間ほどかかる。撮りためたTV録画が順調に減る。 金柑のタネ抜き posted by (C)どす恋 取り除いたタネの量を見てもらえば、苦労がわかると思う。この手間がイヤで、ジャム造りを連休の最初に始める気が起きないのである。 抜かれた金柑のタネ posted by (C)どす恋 タネを集めて煮出して作ったペクチン。昨年は使わなかったけど、ジャムとしての粘度と苦みのために今年は使う。 金柑のタネから採取したペクチン posted by (C)どす恋 タネを取り終わった後は、ハンドミキサーで皮と実を破砕していく。適当にかけらが残る程度に仕上げると、ジャムを食べる時に野趣があって良いので、破砕具合を確認しつつ破砕していく。作業の途中で砂糖を加えると流動性が増すので、加糖するのは破砕の途中。今年は粗精糖にてんさい糖、ビートグラニュー糖をブレンドして使用。 金柑の破砕開始 posted by (C)どす恋 破砕しながらゴムへらで攪拌し、取り損なった種を取り除くのもここの工程。なんだかんだで100個以上タネやタネもどきを取ることになるので、タネ取り作業をしていたはずの自分を恨むのもこのタイミング。加糖に使う3種類の糖分はそれぞれ甘さの出方が違うので、自分の舌と糖度計を使いながら今年の味に仕上げていく。熱湯消毒した瓶にジャムを詰め、蓋をした瓶を10分以上湯煎すると内部温度が上がり、蓋を緩めると中から熱せられた空気がプシュッと出るので、空気を出してから再度蓋をして徐冷。 金柑ジャム完成(2019年) posted by (C)どす恋 昨年から新しい製法に切り替え、加熱による酸化褪色を最低限に抑えたので、今年が一番元々の金柑に近い色合いのジャムができた。風味も良く、どの金柑ジャムと戦っても負ける気はしない。しかし新製法は従来の製法に比べると手間がかかるので、せめてタネ取りの工程だけでも省力化できないか検討中。残るはレモンジャム造りだけど、ジャム用の中瓶が7瓶しか残ってなかったので、レモンジャムの製作は来週以降に持ち越しとなる。 今日の空間線量値は以下の通り。 0.12μシーベルト/時(AM8時半)ピーク値0.13μシーベルト/時 0.11μシーベルト/時(PM8時半) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.05.04 18:15:37
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