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テーマ:★ラーメン(14474)
カテゴリ:食べたモノ
久々に新宿へ来たのでラーメン屋さんの新店出店情報をチェックしてみると、3月12日にベトナムの米麺であるフォーの専門店が新宿駅の近くに開店したらしい。12時過ぎに行ったら混むかも知れない!と、何とか12時前に到着しようと早足で新宿駅へ。どこにあるか迷ったけど、日高屋が入ってるビルの左側にあるパンドラビルの地下にあることを看板で確認できた。
「生フォー専門店PhoAn 新宿本店」というのが正式名。ここで疑問に思ったのは、単なるフォーではなく「生フォー」と銘打っている点。これが漫画だったら、店のドアを開けた途端にレイザーラモンHGが飛び出して「フォー!」と叫ぶオチが待ち構えているところだけど、今いるのは現実世界。ここでいう「生」は「生パスタ」につけられているのと同じ生で、つまり打って間もない米麺を使ったフォーを供するお店のはず。しかしどんなタイプのフォーかはまるで想像ができない。割と近くの小滝橋通りにある「フォーティントーキョー新宿店」には食べに行ったことがあるけど、あそこは生フォーとは銘打ってはいなかった。同じく小滝橋通りには、蘭州牛肉麺のお店「甘蘭牛肉麺」があるので、牛肉ベースのスープ+麺+パクチーを出すお店が3軒できたことになる。ちょっとした牛肉麺戦国時代がここ新宿駅近辺で局地的に到来しておるようです。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_場所 posted by (C)どす恋 地面の高さに配置されたアンドン看板。つづら折りの階段を下へ下へと下りていくと、お店の入口がある。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_看板 posted by (C)どす恋 お店の前に券売機があり、券売機を見てみると「牛肩バラ肉を使ったフォー・ナム」と「牛肩バラ肉+牛ランプ肉を使ったフォー・タイ・チン」という2種類の牛肉フォーが用意されているのがわかる。肉うどんとか大好きな自分としては両方とも食べたいところだけど、今日のところは牛肩バラ肉を使ったフォー・ナムを選択しとこうか。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_券売機 posted by (C)どす恋 店内はカウンターとテーブル席があり、カウンターには幾種類かの調味料セットが置かれている。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_卓上調味料 posted by (C)どす恋 調味料セットの解説はカウンターに貼られている。 途中で味変をしようと、調味料セットの内の自家製ニンニク酢とチリソース、ヌクマムを使ったけど、スライスした身ごと投入するニンニク酢はかなりスープの味を酸っぱく変えてしまうので投入量は注意すべき。チリソースはスープの味をあまり壊さずに辛さを添えるので、少しだと良いアクセントになる。ヌクマム(魚醤)はスープのコクと塩辛さに影響するので、味が薄いかなと思ったら入れるのがオススメ。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_卓上調味料の説明 posted by (C)どす恋 尚、今はオープン記念特典としてフォーの注文にもれなく揚げパンが1本ついてくるそう。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_オープン記念特典 posted by (C)どす恋 ということで、今ならばフォーにライムと揚げパンがついたスタイルで配膳されてきます。3月20日以降はフォーとライムのみとなるはず。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_フォー・ナムと揚げパン posted by (C)どす恋 運ばれてきたフォー・ナム。パクチー抜きも注文できるけど、あえてパクチーを抜かずに注文したのでどっさりと載せられている。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_フォー・ナム posted by (C)どす恋 生フォーを箸をすくって食べてみる。おお…かつて食べた事のないフルンとした食感のフォーが、牛肉ダシのスープと共に喉を通って胃へと消えてゆく…。思わず生フォーを食べまくってしまったため、写真を撮らなきゃと気付く頃には数筋しか残っていなかった(*´∀`*)。何でも、フォーを作るためのお米は日本産のお米を使っているそうな。 そしてどっさり載せられたパクチーは全くエグ味がなく、優しい味の牛肉スープと生フォーの調和を壊さないように仕上げられていたのには本当に驚く。パクチーを使っている大抵のお店では、やたらとパクチーが自己主張しているのに対して、PhoAnのパクチーは調和と完成度がある!これはパクチーが苦手な人でも問題なく食べられるレベル。ネギも全くエグ味がない。これはすごいですよ。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_フォー・ナム_麺 posted by (C)どす恋 肉にはしっかりと味がしみており、量も満足できる。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_フォー・ナム_牛肩バラ肉 posted by (C)どす恋 あまりにフォー・ナムがおいしかったので、もう一つのフォーであるフォー・タイ・チンも食べるべく、夕方に再度お店に参上しました。そしてその際に頼んだのがビール。ハノイビール、サイゴンビール、バーバーバービールの3種類が券売機メニューにあるけど、今日はバーバーバービールを選択。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_バーバーバービール posted by (C)どす恋 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店グラスに注いだ_バーバーバービール posted by (C)どす恋 クセがなくあっさりとしたバーバーバービールは生フォーと牛肉ダシの繊細な味を邪魔しないので、食中酒としてはピッタリ。実はビールを頼んだ目的はもう一つあり、生フォーに搾った後のライムを入れたらどうなるかを試してみたかったのでした。 こ、これは悪魔的なおいしさ!グラスから立ち上るライムの甘い香りと共に味わうビールは、コロナにライム入れたのよりもクセがなくて最高においしい!!何杯でも呑めそうで大変にヤバイ。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_搾ったライム入れたバーバーバービール posted by (C)どす恋 そうそう、フォー・タイ・チンのランプ肉ですが、ランプ肉だけだと何の肉かはわからなかったけど、こういう形態のお肉でした。スライスされた牛肩バラ肉よりも肉々しくて「肉を食べてるぞ~!」と実感できる。100円増しでこれが食べられるので、肉に全てを委ねたい時にはぜひ食べたい。今後はフォー・ナムではなくフォー・タイ・チンしか注文しない自分が見える。 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_フォー・タイ・チン posted by (C)どす恋 ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_フォー・タイ・チンのランプ肉 posted by (C)どす恋 そうそうそうそう、揚げパンですが、これはスープに浸して食べるのが正しいようです。さっぱりと優しい味に物足りない場合は、よく油がしみた揚げパンをスープに投入し、油と共に牛肉スープを味わうという極めて享楽的な行為にふけるのも一興。炭水化物を以て炭水化物を制すのだ! ![]() 生フォー専門店PhoAn 新宿本店_フォー・ナムのスープに漬けた揚げパン posted by (C)どす恋 1日に2回フォーを食べてしまったけど、しつこさもなく胃ももたれず、何なら家に帰って夕飯食べるか!位の余裕があったので、帰る前に生フォーとビールを楽しんで家に帰って夕食を食べるのも良いかも。体には良くないが満足感は高い。 今日の空間線量値は以下の通り。 0.07μシーベルト/時(AM5時) 0.07μシーベルト/時(PM6時半) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.16 21:19:04
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