思わぬ里帰り
おととい私の母方の祖父が亡くなりまして・・・昨日今日と葬儀に参列してきました。明日から子どもたちと一緒に里帰りする予定だったのですが急遽私たち夫婦だけでの里帰りとなってしまいました。 子どもたちにとってはひいおじいちゃんにあたる祖父とはお正月に実家に帰ったときに母の実家へ挨拶に行くときくらいしか会ったことがないので、にいにはかろうじて、りっちゃんはほぼ記憶にないようで。。。私も小さい頃に一緒に遊んだ記憶はあまりないのですが、日曜大工が趣味だった祖父が私の小学校入学の際に学習机を作ってくれたことが一番の思い出深い記憶でしょうか。寡黙で頑固だった祖父とはあまり会話を交わしたことがなかったかもしれません。ただ私に子どもが生まれて初めて赤ちゃんを連れて遊びに行った時にくしゃくしゃの笑顔で「良かったな~」と握手してくれた時の光景が今でも忘れられません。。。 私が高校生の時に亡くなった母方の祖母とは本当に思い出が深くて、突然の死にしばらく立ち直れなかった私。身内の葬儀は本当に嫌なものです。。。91歳で天に召された祖父は大往生とでもいうのでしょうか、「悲しみ」ではなく長生きして「めでたい」ではないですが、湿っぽくない不思議な空気が流れていてこういう葬儀は初めての経験となりました。 たった1時間で骨になってしまった祖父。となりでがっくり肩を落とす母は昨日今日と「娘」の頃に戻っていたんだと思います。・・・。なんだかいろんなことが頭の中を駆け巡りおもた~い気分での帰宅となってしまいました。 「ママのおじいちゃん、羽が生えて天国に飛んでいったんでしょ。」と無邪気に笑いながらりっちゃんがそういって迎えてくれました。誰もなにも教えていないけど、人が亡くなったらそういうイメージみたいです。「アーメンってお祈りしておいたよ」やっと日曜教会の成果が現れ始めたしら。。。そんな娘にちょっと救われたような気がします。ありがとう、りっちゃん。