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テーマ:本日の1冊(3686)
カテゴリ:読書♪
佐野洋子さんと言えば絵本「100万回生きたねこ」が有名だけれど、 この方のエッセイがヒジョーにいい とりあえず、絵本作家は優しげでおしゃれで・・・という勝手なイメージは 佐野さんに関してはことごとく吹っ飛ぶ。 「歯に衣着せぬ」という表現が本当にぴったりだし たまに本当に吹き出してしまった。(←本読んで笑うのあやしい ときに意地悪ばあさんかと思うような行動をし 知り合いだったら怖いかもと思うくらい毒舌なときもあるけれど、 ぼーぼーに泣く(この表現がいい 強いけど繊細な方・・・なんだろうな。
ガンを患ってからもさらにパワーアップしていく 豪快で潔よい生き方は、ひたすらすごいと思う。
昨年に亡くなられたのが本当に悲しくて残念で。 ちなみに、詩人の谷川俊太郎さんの妻だったこともあると知って またびっくりだった。 私が最初に読んだエッセイで、佐野さんにはまったきっかけの本。 佐野さんが群馬の田舎で暮らしている頃に綴ったもの。 周囲のお友達の話や猫の話が胸を打った。 「役にたたない日々」 このエッセイでガンになったことを告白。 機嫌が悪いんだけど、面白いし、なんだかすごい。 そして老いること、その生き様に考えさせられる。
「おじさんのかさ」はカズの国語の教科書に載ってた。 おじさんがかわいいお話。 カズと読んだ児童書「おぼえていろよ おおきな木」も良かったな。 (エッセイを読んで、妙に納得したけど)
これから「しずこさん」を読む予定。 めちゃ楽しみです。
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最終更新日
2011.03.07 11:04:01
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