ままみのつれづれ草(絶対痩せてやる！)

　私が帰りの電車の中から「泣きたい」とメールした。
　「泣けば」とメールが帰って来た。
　的を得た言葉だと笑いが出てしまった。
　しかし、私の泣きたい気持ちは治まらない。
　竹ノ塚駅からバスにも乗りたくない。
　自転車にも乗ってきていない。
　とぼとぼと歩いて家路につく。
　「迎えに来て」
　携帯で娘を呼び出した。
　「買い物が重たいから下まで取りに来て」なんて言うと
　「え゛え゛ぇ゛～」と渋々降りてくる娘が、
　「いいよ」と軽く返事をして、自転車で迎えに来てくれた。
　それでやっと少し心が軽くなり家まで歩いて帰った。

　家では、
　何もする気になれない私はさっそく布団に潜り込んで夕飯の仕度もせずごろごろごろごろ・・・
　
　すると娘、一緒に布団に入ってきて、
　「私、学校行きたくない。好きだけど、行きたく無い。ごにょごにょごにょ・・・」
　「何言ってんの。なんとかかんとか・・・」
　ここで少し二人の間で問答があり、
　すると私、なぜか涙が溢れ出て・・・
　「うえぇーん。」堰を切ったように大声で泣き始めた。
　それに応えるかのように娘も布団につっぷして声なく泣き出した。

　するとどうだ・・・
　ままみ「はぁ～」
　ままみ「なんかすっきりした」　
　娘「やっぱり泣いたほうがいいんだよ」と。
　何気ない不安を抱えて毎日仕事場と家の往復だったが、
　これで又当分普通の顔をして出勤できると思った。

　習った訳でもないのに、母親の取り扱いは娘が一番判っていたのだなと、
　我が子ながらありがたかった。

　又泣きたくなったら胸を貸してね。